ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

梅雨空の下の下から目線です

2012-07-08 06:10:44 | 里山に捧ぐ
 ようこそ、ヒルガオホテルへ。
名門ホテルのフロントマンさんが、うやうやしく出迎えるように。
こちら、コマルミノハムシらしき甲虫さんが、かしこまってござる。



これは、その少し前の瞬間です。
そのさらに前は、撮りそびれましたが、お花の縁を、夢中でかじっていました。

その証拠が、ヒルガオさんの花の右上部分、甲虫さんの歯型です。
カメラが天敵に見えるのか、虫さんたちは敏感に反応しますね。
あっというまに、主人を迎える太郎冠者さんのように。
動く虫さんを撮るには、ちょっとコツがありそうです。



ハグロトンボさんも、カメラから遠ざかります。
何とか一枚、撮らせて頂きました。
マダケさんの落葉の色に、木陰好きさんの黒がお似合いです。



古い葉を落とした竹林で際立つ、アオキさんの緑。
嬉しそうに伸びるタケノコさんの上で、鎮座ましますノシメトンボさんといえば。



なぜか、人を恐れません。
近づかせて頂くことで、お陰さまで、いろいろな気づきがあります。



近づきたくないものに、近づいてしまうこともあります。



ものはついでと、さらに近づけば。
この、コガタスズメバチさんの巣らしきものは、既に放棄された後でした。
恐れられているスズメバチさんも、巣を大きくする前に、さまざまな困難がある。
虫の目線になると、違うものが見えます。



虫さんたちは、この白く変化した葉を、どう見ているのでしょうか。



ハンゲショウさんの変化ショウは、先月取り上げたマタタビさんと同様です。
虫さん目線に合わせた、花さんのサポートです。



虫の目を思いながら、白い葉を見る。
この時期の風物詩も、自生種は減少しているようです。



天からは、大粒の雨が降りそそぐ梅雨明け。
六代目庭師さんの手のひらで、バイカツツジさんが咲きました。
この里山の密やかな花も、下から目線で鑑賞するもの。
野に生きるものたちの目線で、大切にお伝えしたいものです。
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