ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

豊葦原は代掻き田植えの頃で

2017-05-05 07:33:14 | 田んぼ風土記
 拙宅でも、代掻きが始まりました。



いつもお願いしております、N親方ですが。
昨年は全国おいしいお米コンクール金賞で、一昨年は笠間稲荷神社さん新穀祭の最高賞の実力者。
里山に生かされることに感謝して、こうべを垂れつつ働く姿勢には、常々共感しておりますが。



その信条と心情を、意識するとしないとにかかわらず。
日本の皆様であれば、巌さんが苔のむすまで。
千代に八千代に保ちたい心でございます。



お陰様で若い皆様にも、御田植の祭事は、なんとか継承されており。



しかも年々、上達しているようで何よりです。
昨日午前は、石置き場におり、皆さんの働きぶりを拝見できました。



しかしながら、ベテランの皆様でも、米作りは難しいと語ります。
近頃は特に、地球さんが揺れ続けておりますゆえに。



そんなお話を、お隣で育苗中の先輩と語りましたが。
米作りがあればこそ、地域の対話も持続していると感じます。
今頃は麦畑さんも美しいのですが、田んぼさんというものは、やはり特別な何かがございます。



一昨日は、お隣の福田の里で撮らせて頂きましたが。
麦も稲も、今なお持続している風景には、ただただ感謝でございます。



ありがたや、ありがたや。
ここ数日、聖域にご縁がございましたが。
田んぼさんこそは、特に聖域と感じる今日この頃。



今朝の拙宅の聖域には、花筏さんが漂い。
泥の中から生命が生まれるという、神話の世界のお話も思い出しましたが。
田んぼに入りますと、なぜか元気になるものです。



一昨日の午後に肥しを仕込みに入った際も、身体は疲れていたはずが、元気溌剌で出てきました。
なぜそうなるかはわかりませんが、この不思議があるから続けられるという。
日本国の稲づくりの底知れなさに、感謝の朝でございます。
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