ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

夕暮れ時の石のテラスでした

2013-07-23 06:28:16 | 石の仕事誌
 こちらは、笠間市内、笠間のパノラマが見えるカフェさんです。
お陰様で、石の屋外テラスができました。



店内から、直結しております。
ハーブガーデンへお入り口も、リニューアル。



お陰様で、工事完了のご報告です。



昨日も、遅い時間になってしまいましたが。
ギャラリーロードの高台にあり、芸術の森が見渡せました。
もともと良好だった見晴らしが、さらに良くなりました。


昨日と同じように、工事中も。
早い時間や、遅い時間など、お店も青葉も好都合な時間を、少しづつ。
つなぎ合わせて、完成に至りました。



つながったのは、大谷石さんと笠間焼の窯の耐火煉瓦さんです。
震災で崩れましたが、お陰様で再デビューできました。

古くて硬い石の上に、新しく柔らかい風が吹きますように。
目地は広めに、マンネングサさんを植えました。



テラス脇には、鉢台なども、あしらいまして。
石塀の笠石を、裏返しにしたり。
有り難く、再生させていただきました。



江戸切という、石塀用の加工が施されております。
角のストライプが、ゆるめのお庭のアクセントです。
敷石としては邪魔になりますので、テラスでは裏返しで使用。



幸い今月はタイミングも良く、他の三箇所の現場から、古材が出ました。
それぞれ、順次そのまま搬入でき、無用のコストも省けました。
現場の元の地盤が低すぎたことも、厚手の大谷石施工には、幸い致しました。



すべては、有り難いご縁ですね。
残りの石もご縁ですから、残った石も、ガーデン各所の点景に。
地球の石さんというものは、ひとつのもれなく、有り難いものです。



お店入り口の敷石は新たに、安全な白河石さんに変更しました。
もともとの、滑りやすいツルピカ加工御影さんでしたが。
ただ今は右奥にて、角を丸めて、お花を載せたウェルカムスートーンさんへと脱皮中。



お陰様で、テラスのお席の利用率がアップしたとのお話も。
石の魅力で、お店も笠間も、さらに楽しくなれば幸い。
笠間産の稲田石さんを、幸いの要石とさせていただきました。
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