ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

芭蕉翁ゆかりの雲巌寺さんへ①

2018-11-10 08:07:34 | 人とお庭の間には
 お久しぶりでございます。



まるまる四日のお休みを頂き、昨日は雨の中、栃木県北部へ。
不覚にも風邪ぶりかえし、熱が下がっても爆睡を持続。
立冬の頃になって、ようやく目覚めた熊の如く。



床を這い出して、まずは業務復帰の前に、感覚の慣らしということで。
俳聖芭蕉翁ゆかりの、雲巌寺さん目指しました。
カーナビではここから5分らしいですが、道中に案内板は皆無で、まさに、本来無一物のほそ道。



すると、さらに少し行ったところで、忽然と。
大悟はなりませぬが、擬宝珠がしかと見えました。
紅葉も、なかなか似つかわしく。



それも、心橋と称するようで、空気はにわかに禅林のそれへ一転。
さらにその先、栄西禅師ゆかりの宗派ゆえか、茶畑一枚過ぎましたが。
画像は省略して、現代のほそ道を奥へ。




そこには古来より、雲巌寺十景なる、渓谷の名所ありと聞こえておりますものの。
案内板皆無につき、ただただ、豊かな水量に感謝しつつ遡り。



ついに、こんな感じで駐車場に到着。
銀杏さんに、目を見張りました。



足元には、小ぶりなケヤキさんも見えますが。
大きい一枚は、土地の葉こと栃の葉さんらし、なんちゃって。
トイレに向かうほそ道も、和モダンな彩。



有難く一枚頂きましたが、一句は浮かばず。
それでもお陰様で、心身復調してきました。
何よりも骨髄に弾力が戻った感あり、腱鞘炎気味だった右手の一部もほぐれた感。



但し、ここからは、単なる復帰復活では持続できないでしょう。
やはり、今、ここからのモード切替が大切と感じつつ。
世の中と人生の節目に、次の一歩を踏み出しました。



細かい理屈よりも、まずは一歩づつ。
自然さんのお心へと、ただただ近づくのみですが。
ちなみに、その過程にあるこの門も、解説は皆無。



 さて、その無名かもしれない門をくぐると、人影あり。
ほそ道の向こうに途切れず、森蔭に見え隠れしておりましたが。
人影を包み込む、確かな閑さを体感しました。(づづく)
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