舞台が永遠に現存できるように

　彫刻・かえり雲さんを、仰いでおります。



昨日は、笠間市旭町、筑波航空隊記念館のオープニングに伺いました。
茨城県立こころの医療センターさんの、構内でございます。



当時のお姿のままにゆるぎない、こちら、号令台もございます。
戦後６８年を経た現在まで、さまざまな施設が、原形をとどめて保存されております。
世界的にも希な、驚くべき戦史遺産なのです。



この貴重な先人のご遺産を、後世に確かに伝えながら。
尊い命を捧げられた方々への慰霊の心を、しかと受け継ぎたいものです。



雨があがり、お天道様が、一瞬雲間に輝きました。



お陰様で無事に開幕、子供たちの風船さんが、飛翔いたしました。



世界的に活躍した彫刻家・流政之さんは、元筑波航空隊員さんでした。
今回のオープンにあたり、有り難い作品を、記念館にご寄贈頂きました。
流さんの戦後の大活躍の原点は、この地での思いにあられたかと、再認識いたしました。



記念館内には、貴重な史料が展示されております。
この地は、百田尚樹さんのベストセラー・「永遠の０」の舞台でもあります。
主人公の宮部久蔵さんは、作中で、筑波航空隊の教官を務めております。



話題作のその映画は、本日封切りですが、ロケ地としても使われました。
セットもそのままに、ご覧いただけます。



現場に立ってこそ、初めて体感できる歴史の重みがございます。
これから、折々訪問したいと思います。



日本のご先祖さまに、少しでもご安心いただけますように。



この笠間の地に。
永遠の０の舞台が、有り難く現存しているのですから。
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