XGのニューシングル「SHOOTING STAR」
いよいよ、明後日(いや、日付変わったんで明日だな)なんだが、懸念事項がある。
ティザーの第2弾を見て、一気にテンションが下がった。
新しいMVが出てくれば、もうそんなことなど忘れてしまいそうなので、今のタイミングで今の気持ちを書き留めておきたい。
そもそも私は洋楽派だ。
デュアリパのMVでBLACKPINKを知り、気になってYouTubeでMVを追ってハマった。
恐らくその流れでYouTubeにお勧めされて「Tippy Toes」を知った。
洋楽のガールズグループ好き、HipHop/Rap好き、ダンス好きなので、「Tippy Toes」はドンピシャであった。
だが、「Mascara」のティザーの時にも今と同じ気持ちであった。
「期待していたのと違う。なんか、K-POPっぽいな。」と。
K-POPが嫌いなのではない。
「MVと同じパフォーマンスをライブパフォーマンスでもしなければならない」と言う暗黙のルールが、K-POPにはあるように感じている。そこが私にとって大問題だ。
そもそもライブパフォーマンスには興味がない。BLACKPINKをリピートしていた時も、ダンスプラクティスは観ていたが、ライブパフォーマンスは飛ばしていた。
なので、どれだけトラックが素晴らしいかは当然として、その次はMVがどれだけ魅せるものであるのか?が、私がハマるかどうかのポイントとなる。
だが、ライブパフォーマンスで披露することを前提にコレオを組めば、ダンスのみに全力を注ぐわけにはいかない。
当然のことながら、実力に比べてダンスのクォリティが下がる。ヒドイ言い方をすると、無難なものになってしまう。
COCONAがトップレベルのダンスを、自由闊達に「楽しくてたまらない!」といった感じで踊る様は見れない。
個々のスキルが高いことや、高度なテクニックを求めているのではない。
ソロパフォーマンスでは固さの残っていたJURIAも、MOVE #4では実に生き生きとしている。チームの一体感というか、皆がダンスが楽しくてしょうがないと感じさせる。そんなワクワクするパフォーマンスが観たい。
だが、ステージで毎回同じクォリティを披露する、間違ってはいけない、との思いがあると、カタさのようなものが感じられてしまう。
いいじゃないか、MVが最高なら、ライブの時はライブバージョンでも。
「GALZXYPHER」が英語圏でも大ウケだ。
彼らにとって、その映像の完成度と、それを良い意味で裏切るパフォーマンスのノリが全てだ。
これを、TVのライブショーでやって欲しい。と思うものがどれだけいるのか。
(もちろん、ライブ(コンサート)で演じるのは別物なので、私はそれなら是非行きたい!)
「GALZXYPHER」で魅了された世界が注目している次の新曲、洋楽MVで育った世代が、K-POP感あふれるパフォーマンスに馴染めないものを感じてしまうのではないか?
積極的に追っかけなくても、この機会にXGをリピートしてくれた者には、YouTubeがお勧めしてくれるだろうし、XGのグループ名に反応してくれるはず。
洋楽界にガールズグループが不在の今、世界の受け入れ態勢がここまで揃っている絶好のチャンス、ここで「なんだ、こんなもんか」と思われてしまっては、大切な機会が逆効果になりかねない。
次はシングル2曲と聞いて、1曲は「青」のイメージで洋楽好きゴリゴリのHipHop層へ、もう1曲はポップにK-POP層へ。
そうか、なるほど、その手があったか!
と、その時にはその慧眼に感嘆したのだが、今回のティザーを見るとその棲み分けすら、良く解らない。
またちょっとヒドイ言い方をすると既視感しか感じられない。
「青」いティザーで半狂乱になった私を含め、ここは一度、加熱し過ぎた期待を一度鎮めようとの策略なのか?
んー、その必要が感じられないから怖いんだ。とても。
XG - Tippy Toes (Official Music Video) - 【私にドンピシャだった】
XG - MASCARA (MV Teaser #2) - 【この時も今と同じ気持ちになった】
XG MOVE #2 (COCONA) - 【これ、最高なんだ】
XG MOVE #4 - 【今まで観たダンス動画の中で一番くらいに好き】
[XG TAPE #2] GALZ XYPHER (COCONA, MAYA, HARVEY, JURIN) - 【世界がひれ伏した】
XG - SHOOTING STAR (MV Teaser) - 【狂喜乱舞/錯乱状態に陥った】
XG - SHOOTING STAR LIVE STAGE (Teaser) - 【で、これなんだが】
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