荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

谷中イナムラショウゾウ ショコラティエが無くなる。

2019年07月21日 | 散文

 

初音小路の路地を抜けると谷中霊園や朝倉彫塑館の住居部分の玄関へ続く路地です。

 

そこにオシャレなケーキと喫茶の店がありました。

 

店内に工事器材が入っています。とても違和感があります。

 

玄関ドアには商標がそのままです。閉店後間もないタイミングみたいです。

 

玄関ドアに貼り紙があります。

「業務統合の改築のお知らせ」です。フランス菓子パティシエ イナムラショウゾウと統合するようです。リニューアルオープンは8月11日の予定とのことです。

 

改めて店内を見ます。

 

オシャレだった店内が工事器材で埋まっています。

 

殺風景の極みです。

 

あんなに明るくてオシャレで賑わっていたのにね。

 

在りし日の谷中イナムラショウゾウ ショコラティエ。

 

もっとオシャレで賑わう店になるのでしょうね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷中の「初音小路」

2019年07月21日 | 散文

 

谷中の丘の上にちょっと違和感がある路地があります。

 

朝倉彫塑館前の道を諏訪台通りや谷中銀座に向かう道沿いに入り口があります。

 

界隈は女性が好むオシャレな店と古い職人の家が多い通りです。

 

 

初音小路のアーケードを潜ると昭和にタイムスリップします。ちょっと不気味ではあります。

 

それでも、最近の客筋に合わせた洋風の店が一つあります。

 

イタリアンバールらしいです。

 

その他は煎餅屋と伝統的な和風飲み屋です。奥へ足を運ぶと、昭和の飲み屋街です。

 

これらは全て飲み屋なので、昼間は閉店しています。だから不気味な街になっています。立石の「呑んべ横丁」の雰囲気です。

すぐに突き当たる小さなアーケードです。

 

この突き当たりに「有料トイレ」があります。

 

きれいに掃除をしているようです。

 

呑んべ横丁と同じで、狭い店が集まったアーケードの中に共同で一つのトイレを持っているのです。おそらく、呑み逃げされたら困るので、どの店も一見さんは一つの注文毎に精算するシステムだと思います。昭和時代にはこういった呑み屋街が各地にありました。

 

振り返ります。

 

トイレの先にはこんな狭い路地があって、人がひとり通れる通路になっています。

ここを行くと、またオシャレな店がある街に出るのです。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする