荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

梅雨の晴れ間の鳳明館森川別館

2020年07月12日 | 散文

本郷の丘の上に旅館が在ります。

 

傍に町会の掲示板が在ります。森川町会です。

 

こんな由来の町です。

 

旅館の前は長い坂道で、坂に沿って旅館の塀が長く続いています。

 

梅雨の晴れ間の鳳明館森川別館です。

 

玄関への庭です。

 

木漏れ日が涼しげな石畳の先に玄関が在ります。

 

坂道を眺めます。ずっと先まで旅館の敷地です。

 

梅雨の晴れ間の空に看板が物憂げです。

 

坂を振り返ります。映画やドラマに何度も登場して昭和の東京を代表した坂です。陽が射しています。

明日はまた雨です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルガモの雛だけが5羽

2020年07月12日 | 散文

カルガモは「夏留鴨」と書くそうです。渡りをしない鴨だからだと、亡くなった義母が教えてくれました。渡りをしないので日本で繁殖します。近くの親水公園のコンクリートの遺構の上に肩を寄せ合った雛が居ました。生まれて数日の大きさです。親が居ません。カルガモは他の鳥と違って、親だけが餌を採りに行くことはありません。いつも雛と一緒に行動します。

 

寄り添った雛の周りにある白い物はパンです。この様子を見た人が小さくちぎってあげたようですが、雛は食べ方を知らないのか、弱っているのか動こうとしません。通行人が「まあ、可愛い!」などと写真を撮っています。カルガモの習性を知らない人はこの雛たちの置かれている状況が分かりません。野生動物を捕獲して飼育するのは違法です。第一、育て方を知らない私にも助ける術がありません。

うっとうしい梅雨のある日です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳の原点 誹風柳多留発祥の地

2020年07月12日 | 散文

京成上野駅脇に、上野公園に通じる階段があります。いつも慌ただしく人々が行き交う場所です。ここにこんな物があるのに気づきました。

 

モニュメントの上は京成上野駅の看板です。

 

あそこが駅の出入口です。

 

 

戻って、改めて見ます。何だろう?

 

説明板を読みます。へええ!と一応驚きましたが、「誹風柳多留」を知りません。そもそも何て読むの? 版元・星運堂(花谷久次郎)も知りません。そんなのがこんな上野大地の南東端下に在ったようです。

 

これはアヒルらしいです。「羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ」って書いています。有名な句なんでしょうけど、知りません・・・ 意味もよく分かりません。平成27年に建立されたらしいです。今日まで気になりませんでした。

 

改めて見ます。

誰からも気にされていないようで寂しそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする