荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

梅雨の晴れ間の鳳明館

2020年07月13日 | 散文

本郷に旅館街が在りました。今は民家ばっかりになってしまった街です。そこに、鳳明館が在ります。

 

路地の向かい側は別館です。路地の両側に鳳明館は在ります。

 

高校の修学旅行で本郷に宿泊しました。大きな旅館だったので、鳳明館クラスの旅館だったのでしょうが名前は覚えていません。

 

2階に泊まったのを覚えています。ひょっとしたら、ここかも知れません。

 

久しぶりの梅雨の晴れ間の陽射しが注ぎます。

 

 

別館の庭の門です。扇の木彫が風情を醸します。

 

塀の向こうに本館の看板が見えます。

 

角から振り返ります。左側には本館です。

代表的な昭和の本郷の姿です。

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鳳明館別館/夏の予感

2020年07月13日 | 散文

本郷の鳳明館の玄関です。部屋の奥の、庭の明るさに気付きました。

 

惹かれるように覗き込みます。

 

薄暗い部屋と明るい庭の取り合わせに涼気を感じます。

 

嗚呼!広い部屋と開け放された曇り硝子窓が涼しげです。

 

すべすべと光る廊下と整然と並べられたスリッパと扇風機と窓の緑です。

突然、夏休みに遊んだ親戚の家の匂いを思い出しました。夏の匂いです。

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