写真1 夕陽をうけて茶枝の剪定
写真2 剪定の前と後の違いが判る、真ん中の茶樹畝。小さな段差が見える
写真3 茶畑の端で話し込む男性2人
写真4 遠方の左は高隈(たかくま)山。その右裾に続く山並みの向こうに薄く見える台形状の山が桜島
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1.茶枝の秋剪定
ここは鹿児島県曽於市(そおし)上岩元の台地
1964年(昭和39)に大隅町(当時)役場が提唱した構造改善事業で整備された
その一角に茶畑が広がる
なにやら、茶畑の端で話し込んでいる男性2人(写真3)
現場に歩き着き、なに、なさってんですか
次のよう
来春、新芽を出させるために、良質茶をとるために、今伸びている枝を切ってる(写真1・写真2)
<この機械は、4月、お茶を摘む機械ですよね> そう
<ここの茶畑は、どのくらい> 合わせっ3haやな
<あの山は桜島> いや、高隈(たかくま)、桜島はまだみっ(右)
さっき、けむい(煙)が出おったなー(写真4)
<そうですか、桜島を撮りに行きます。ありがとうございました>
桜島を撮った後、ホテルへ向かう
さきほどの茶畑では茶刈り機が動いている(写真1)
2.茶畑借入れによる規模拡大
しばらく歩いていると、茶刈り機を載せたトラックが筆者の脇を走り去る
さきほどの茶畑の脇に停まっていたトラック
上岩元ではない方向へ走り去る
そうかー、あそこの茶畑は借入れ地かー
当地を含む大隈半島北部(曽於市・志布志市・大崎町)は畑作地域
国営・県営の圃場整備・灌漑事業の成果の一つに、借入れ茶畑による規模拡大が見られる
系列茶畑を含めると100haになる経営も成立
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月20日 撮影地:鹿児島県曽於市上岩元