
写真1 黒地に白の縞 赤の斑紋 美しい アカボシゴマダラ夏型

写真2 黄の口吻を伸ばすアカボシゴマダラ夏型 写真1と同一個体

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2013年08月20日、アスファルト歩道に蝶1頭。
歩み寄ると植込みに移る(写真1・写真2)。
黒地に白い斑紋、縞状に見える。
後翅に赤い斑紋。
その名はアカボシゴマダラ
07月14日以来の再会。
処は量販店ダイエーの脇。
さて、アカボシゴマダラは「独立行政法人 国立環境研究所 侵入生物データベース」に次のように記されている。
本種は、人間によって自然分布域以外の地域に移動させられた外来種。
移動先で定着または帰化し、その地域の生態系・農林漁業・人間の健康や日常生活などに対して影響を及ぼすことがある。
「外来生物法」では要注意外来生物に指定されている。
移入分布は、神奈川県、東京都区内で記録され、2010年以降は埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県と関東全域へと拡大 中。近年、静岡県、山梨県でも目撃情報がある。
移入元は大陸中国と考えられ、侵入経路は“放蝶ゲリラ”による人為的放蝶と考えられている。
侵入年代は1995年(埼玉県、一過性),1998年(神奈川県、繁殖・定着)、2011年(茨城県)。
影響を受ける、競合する在来生物は、オオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど幼虫期にエノキを利用する蝶類。
引用・参考文献等:*独立行政法人 国立環境研究所 侵入生物データベース *当ブログ2013年08月12日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年08月20日 撮影地:埼玉県久喜市桜田