
写真1 熱気のこもるショウガ畝に除熱潤い水 ショウガはひと息 筆者にも涼

写真2 モーター唸り 男性農業者が水の出具合を注視

写真3 ショウガ畑に水柱が立つ はたして何 薬剤散布か 灌水か

07月15日11時30分頃から15時40分頃まで撮っていた薬師寺八坂神社の祇園祭
ユウガオの開花前後を撮るべく予定地へ歩き着く
祇園祭の太鼓と笛の音が東方から流れてくる
とにかく蒸し暑く、けだるい夕暮れ
咲くまで待とうユウガオと決める
当地のど真ん中、農道脇に積み重ねられた廃棄U字溝に腰を下ろす
蟻も蚊も蜂も来ない絶好の待機場
ほどなく、17時頃、水タンクを積む軽トラックがショウガ畑に停まる
ショウガ畑に水柱が立つ(写真3)
薬剤散布か、はたまた散水か
腰を上げ、現場へ向かう
着くとモーターが唸っている(写真2)
なに、なさってんですか、次のように教えてくださる
ショウガに水をくれてる
今どき、2日に1回水をくれる
水タンク、モーター、穴開き灌水ホースを使うのは初めて、今年試している
朝かけると駄目になる
今日は東風で、うまく水がかからない畝がある
風がなければ、潅水パイプの左右に均して水が届く
2つのタンクで約千リットル、4回4千リットルをかける予定
水は自分の園芸温室に掘る井戸水
水道は、とんでもない、かけられない、カネがかかる
収穫は、ふだんの年は8月お盆頃、今年は遅れてお盆を過ぎるだろう
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年07月15日 撮影地:栃木県下野市