庭の片隅にあったシダは観賞用だと長年思っておりました。
ところが、昨年山菜名人に見ていただくと、ぜんまいであると判明したのです。
(実は私、田舎育ちなのに、自然の中にあるゼンマイの姿を一度も見たこのがないのです。)
先日里守の庭でいっしょに収穫して、その食し方を伝授していただきました。
1日目。
食べるのはメスと呼ばれる茎の柔らかい方だけ。
(左がオス。中央がメス。右はヤブレガサ、若芽をお浸しでいただきます。)
茎は手で倒すように折りまげ取ります。
ワタを手で取り除きます。(指先に水をちょこっとつけながら。)
灰汁で茹でて(といっても、沸騰寸前に火は止めます。)そのまま、冷めるまで置いておきます。
2日目。
見ると、煮汁は赤っぽい色になっています。
一日に何回か水を変えて、あくをとります。
3日目。
ようやく、調理。油でいためた後は、酒と醤油で煮ます。油揚げと一緒に煮るのもよいとか。
麺つゆを足してもよいそうです。
やってみた結果は?
茎が新鮮で柔らかいため、くたくたになったものが出てしまいました。味ももっとおいしくしたい。
お隣の蕾の八重桜で桜茶もこれから作ります。
名人が山菜取りに誘ってくださったので、もう一度やってみたいです。
さ~て、そば屋明けの今日は、おにぎりとゼンマイの煮物をもって、
満開の山ツツジとアオダモをと新緑を見に、天狗山ハイクです。
楽しみ~~~~~~~!!
コゴミも好きです。