笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

サーブレシーブ

2009-02-21 22:01:15 | Weblog
 サーブレシーブについて考えてみたいと思う。今は、レセプションと言うようだが、使い慣れた言葉で書きたいと思う。うちのチームの子どもは決して、サーブレシーブが下手なわけではないが、安定感に欠けるところが多い。特に、試合開始後、中盤、そして終盤と肝心のところではじいてしまうことが多い。どこかに変な力や腕先から動いてしまうことが多いように思う。
 中田久美は、サーブレシーブはセンスだと言っている。いったんボールの勢いを止めて、腕にボールを乗せて、そこから身体全体でボールにコントロールをつけて送り出すという感じだと言っている。私は、選手時代サーブレシーブが苦手だった。だから下手だった。うまい選手は、サーブレシーブも安定していた。
 先日、本を読んでいると東亜学園の練習ではサーブレシーブをどれだけ正確に返すことができたかという割合ではなく、100%に近い返球ができるか否かという精度にこだわっているようである。求めるレベルが違うようである。確かに、いくら80%返球できても残りの20%が試合の大事な場面で出たら勝敗に直結するだろう。うちのチームも精度を高めることは必要だろうと思う。
 しかし、バレーにはミスはつきもので、そのミスをどうカバーするかも大切なことである。現在行っている練習でもセッターに正確に返らなかったボールをどう上げて、どう打つかという具体的な場面での対応を繰り返し行っている。こういう場合は、どう動くということが自然にできるようになってほしいと思っている。
 サーブレシーブの練習一つとっても飽きさせず、いろいろな練習を行っているが、もう一度基本に戻って、子ども達に意識づけをさせる必要があると思っている。私のような下手な選手にならないように、日々努力。
コメント (2)
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