笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

チーム作り

2010-10-11 22:40:09 | Weblog
 今度の23日に市内の少年団交歓大会というのが行われる。1試合、正味20分でどんどん試合を行っていくという大会である。記録はとるが、勝敗を決するような大会ではない。子供たちには、この大会に臨むに当たってのねらいをいろいろなポジションを経験するということで伝えた。うちのチームは、14人いるが、Aクラスの6年生以下のチームとBクラスの5年生以下のチームに分かれて参加する。
 私は、Bクラスのチームを見ることになった。子供たちにそれぞれがどこのポジションにするかなどをまず話し合わせた。とにかく、よく喋る子供たちである。キャプテンになった子が戸惑うくらいである。キャプテンに指名された子はこの大会限定であるが、こういう経験を通して、よりバレーが好きになってほしいと思う。
 チームの目標も決めさせた。子供たちは、サーブやレシーブのことなどをがんばろうと話していたが、それは小さな目標でチームのみんながその目標に向かってがんばれる目標にしたらいいよと介入した。子供たちは、「失敗しても笑顔」という目標にした。そして、サーブとカメレシーブをがんばることにした。
 一つのチームを作っていく上で、コートに入る前にチームで話し合うことも大切だと思う。子供の自主性、意欲というものを大切にしたいからである。そして、そのチームに足りないものは何かを客観的に見て、感じたことを子供たちに伝え、また子供たちでどうするかを考えさせ、話し合わせる。そういうことを繰り返しながら、一人一人の思いがチームに反映させていくことで、チームとして一つになっていくのではないかと思う。あくまでも目の前にいる子供たちを見てのチーム作りである。今後、方向転換もあると思う。
 チームを作っていくというのは、簡単ではないと思う。指導者が百人いれば百通りがあると思われる。

 塾頭が、適所適材ということを言わたことを思い出した。
『「ここはあなたが頑張れるところだよ」
 「ここがあなたにふさわしい場所だよ」
 「ここで必要とされる人になりなさい」
 「きっと必要とされる人になれるからね」これが適所適材の考え方である。』

 一人一人が必要とされる人になれるような指導をしながら、チームを作っていきたいと思う。日々努力。
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