アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アルテルナンテラ'マウナケア' ‐ 西尾市憩の農園

2019-10-02 20:57:21 | みんなの花図鑑

名札には「Mauna Kea マウナ ケア」としか書いてなかったので(ふつうはそれだけ分かれば十分なのですが ('_'))、帰ってから「マウナケア」で検索しても 「ハワイ島マウナケア山」しか出てきません。





「植物 マウナケア」で検索しても、ハワイの山の植物の話ばかりです (T△T)





仕方がないので、教えて!goo にお尋ねしたら、いつもの回答者の方から、
「アカバセンニチコウに似ているので、近い仲間を調べてみました。
同じアルテルナンテラに「マウナケア」という品種があるそうです。」
とリンクを付けて回答をいただきました。





付け加えて、
「コタ・キナバル」「チェンマイレッド」など地名を付けた品種が多いようなので「マウナケア」とつけられたものがあってもおかしくはありません。
とも。





【学 名】alternanthera
【科属名】ヒユ科
【開花期】7~11月

学名の alternanthera は 英語のalternative と同族の語源かも知れません。

alternans   互生の
alternifolius 互生葉の
alternus    互生の






ダンギク - 西尾市憩の農園

2019-10-02 17:59:29 | みんなの花図鑑

シソ科(クマツヅラ科で分類される場合も)のダンギク。花期は 9-10月。





海に近い、日当たりのよい岩山の崖や急斜面に見られる(みんなの趣味の園芸「ダンギク」)






原産地 :九州西部、朝鮮半島南部、中国東部~南部、台湾 (同上)





日本では主に九州に分布し、対馬で多く見られます。(ヤサシイエンゲイ)










エノキグサ - 安城市OZ

2019-10-02 11:15:43 | みんなの花図鑑

エノキグサはユーフォルビアやニシキソウの仲間と同じく、トウダイグサ科の植物。
これはエノキグサの雄花です。





エノキグサの雄花の花穂は 葉腋(葉と葉のついている茎とのまたになった部分)から立ち上がっています。
その葉腋には編笠状の総苞があり、なかに雌花があります。いかにもトウダイグサ科の杯状花序といった感じです。





エノキグサは 葉も茎も毛むくじゃらです。





赤味のある雄花の色は花被片に由来し、個々の雄花は粒状にしか見えない。(続・樹の散歩道「エノキグサの雄花の素顔がよくわからなーい!」)
白っぽい部分が雄しべ。





「ところでエノキグサを見ていてビックリすることがある
雄花序の先に雌花がついていることがあるのだ」
(神戸の花と木(今の花と木の様子)「エノキグサ」)





「そもそも、エノキグサのように雄花穂の下に雌花があると、落下した花粉によって自家受粉をする可能性が高いだろう。
先端の雌花は受粉できる可能性は低いだろうが、できたときは新しい遺伝子を備えたニュー・ハーフの種子を作り出すことになる。」(自然観察大学ブログ「エノキグサのニュー・ハーフ」)
エノキグサも 進化の途上にあるということか?!