
インド~マレー半島が原産の植物で、春~秋にかけて、白い花を咲かせます。花びら自体はさほど目立ちませんが長く伸びた雄しべと雌しべがやや上向きにピンと反り、そのユニークで特長的な姿がネコのひげを連想させる所からこの名前が付きました。(ヤサシイエンゲイ)

バックは コリウス です。その影響を受けてか?、花が少し 紫色です。

原産地のマレー半島では これを 「クミス・クチン」Kumis Kucing と呼んでいます。意味はやはり「ネコノヒゲ」です。
インドネシアでも クミスクチンと呼んでいます。なぜなら、インドネシア語は マレー語を借りてきたものだから。

英語でも cat's-whiskers で やはり 「ネコノヒゲ」です。

学名:Orthosiphon aristatus
属名のオルトシフォンはギリシア語のオルトス(真っ直ぐな)とシフォン(管)からなり、花のかたちに由来します。種小名のアリスタツスは「芒(のぎ)のある」という意味です。