アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイタカアワダチソウ - 東公園(岡崎)

2019-10-13 20:45:17 | みんなの花図鑑

外来種のセイタカアワダチソウですが、どのような経緯で入ってきたのか、諸説あります。
いちばんよく言われるのは、切り花用に観賞植物として導入された、という説。ちなみに、アメリカではかなり人気のようで、アラバマやケンタッキーなどで州花とされています。





東京オリンピックなどで輸入された建築木材に、種が付いていたという説もあります。東京オリンピックは1964年ですから、最近のことですね。2020年の東京も 競技場建設で 資材と職人が大部分そちらに移動しているといわれてますから、1964年のときもそうだったのではと頷けます(◞‸◟)





あと、蜂の蜜をとる目的で輸入されたというのもあり、上の写真などを見るとなかなか説得力があります。





ところが、ミツバチにとっては冬越しの大事な花ですが、この花の蜜が大変な悪臭がして、セイタカアワダチソウの花の蜜が入ってからハチミツを採取すると、とても食べられたものじゃないというのです (T△T)





そういえば、ソバもあまりいい臭いがしないといいます。まぁ、虫たちにとっては関係ないことですけど。




ソバ - 安城市EB

2019-10-13 18:07:13 | みんなの花図鑑

仲間と育てているソバが、台風19号の風で倒れてしまったか、朝さっそく確かめに行ってきました。そしたら、傾いてはいるけれど、地面からは離れていて、何とか持ち直しそうでホッとしました。






種まき後 40日目です。






ほら、こんなに大きなソバの実が )^o^(
大部分は 果実になっていました。





ハエも花粉運搬に一役買ってます。





ほら、ちゃんと口に 花粉が付いてるじゃありませんか (#^.^#)




アオジソ - 自宅

2019-10-13 14:42:27 | みんなの花図鑑

自宅の庭のアオジソ、いわゆる大葉です。いい匂い。





雑草のように生えています。東側のは 実が出来ていました(シソの実)。






シソの花って、4方向に雄しべの葯が配置されているところなど、先ほどの カラミンサと レイアウトがよく似てるんですね(´∀`)。





4本の雄しべのうち、2つは 上唇側に、あと2つは 下唇側に沿っているようです。





カラミンサ・ネペタ - 自宅

2019-10-13 13:33:12 | みんなの花図鑑

自宅庭のカラミンサ・ネペタ(Calamintha nepeta)です。名前を失念し、シソ科を探して思い出しました。
花は シソ科らしい唇状花で、花弁より長い雌しべが顔を出しています。左の雌しべは柱頭が2つに割れていますが、右の雌しべは先が割れていません。





右手の花の上唇に沿って伸びた雌しべの先(柱頭)が花弁の外にかろうじて首を出しています。柱頭はまだ割れていません。左手のめしべは 花弁より背が低いようで、ハッキリ形が分かりません。





おしべは 上唇側に背の高いのが 2本、背の低いのが2本あります。この写真では、はっきりとは分からないのですが、トレニアの雄しべを連想させます。





さらに拡大して見ました。
おしべ4本。めしべは1本。柱頭は未分化。下唇には 腺毛が生えています。