アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トウワタ - 安城デンパーク

2019-10-05 16:59:45 | みんなの花図鑑

トウワタ(唐綿)はデンパーク園内のあちこちで見ることができるのですが、近づいてマクロ撮影しようとすると、アブラムシがびっしり茎についていて、オエッツと除けります(T△T)





トウワタは キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)の多年草。
学名:Asclepias curassavica

この属名をとって アスクレピアス とも呼ばれる。





属名の Asclepias は、ギリシャの医者Aesculapius に因んで付けられた名。ガガイモ科






種小名の curassavica はちょっと分からなかったが、curassavicus が 「西インドのキュラソー島の」を意味するから、それの複数形か?





花の中心には雄しべと雌しべが合体したずい柱があり、ずい柱の周りには副花冠があります。
副花冠には角のような付属体が付いており、ずい柱を囲むように突出します。
花冠は深く5裂して反り返ります。
(ガーデニングの図鑑「アスクレピアス(トウワタ)の育て方」より)



ワレモコウ - 西尾市憩の農園

2019-10-05 16:39:55 | みんなの花図鑑

憩の農園で 販売用においてあるポット植えのワレモコウたちに、野生のワレモコウの演出をしてもらいました )^o^(





「命名するときに、赤黒いこの花はなに色だろうか、と論議があり、その時みなそれぞれに茶色、こげ茶、紫などと言い張った。そのとき、選者に、どこからか「いや、私は断じて紅ですよ」と言うのが聞こえた。選者は「花が自分で言っているのだから間違いない、われも紅とする」で「我亦紅」となったという説もある。」(wikipedia)





バラ科ワレモコウ属。
学名:Sanguisorba officinalis L.






属名の Sanguisorba は
sanguis(血)+sorbere(吸収する)からなる語。根にタンニン多く,止血の効のある民間薬としての評判による名。
1517「学名解説」





種小名の officinalis は、「薬用の,薬効のある」の意。(1507a「学名解説」





ユウギリソウ - 西尾市憩の農園

2019-10-05 14:36:38 | みんなの花図鑑

涼しげな花が咲いていました。名札に名前が書いてないと、また帰って調べなければならないので、面倒だな、と思いながら、値札を見たら、珍しく?「ユウギリ草」と書いてありました。





ユウギリソウは多年草ですが、長雨や高温期の多湿に弱いので、一年草や二年草のように、春か秋にタネをまいて育てます。(趣味の園芸「ユウギリソウとは」)






名前の「夕霧」のとおり、深い黄昏(たそがれ)を思わせる花です。(同上)





径2mmくらいの細かい花が無数といえるほど密に集まって、傘状の大きな花房になり(同上)





開くと雄しべが長く突き出て、花房に霞がかかったように見え、まとまって咲くと雲海のようです。(同上)