アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アキノノゲシ - 前山ダム(常滑市)

2019-10-10 21:22:36 | みんなの花図鑑

花弁に模様があるわけじゃなく・・・
筒状花と舌状花からなる典型的なキク科の花序・・・





・・・なのだけれど、この花の色、絶対他にはない ( ^)o(^ )
花は 一日花。





早くも綿毛が 出来ている。





きょうは風が無いので、飛ぶことができない。





基部は茎を抱く。葉は上部に行くに従って小さくなり、切れ込みも少なくなる。
結球しないレタスの仲間で、葉や茎をちぎると白い乳液を出す。
アキノノゲシ属 = レタス属






ソバ - 前山ダム(常滑市)

2019-10-10 18:02:11 | みんなの花図鑑

久しぶりに、前山ダム(愛知県常滑市)へ行ってみました。このソバはダムにつく前の道路沿いに、アキノノゲシなんかと一緒に生えてました。





毎度同じコメントになりますが、ソバの花には2つのタイプがあります。雌しべの長さと雄しべの長さが違うのです。
一つ目は 雄しべのほうが長いタイプ。雌しべは雄しべの半分しかありません。こういうタイプを雌しべの花柱に着目して「短花柱花」といいます。





同じく短花柱花を 拡大して見たものです。下のほうに Yの字形に伸びているのが 雌しべの柱頭です。







いっぽう、こちらは 雌しべのほうが 雄しべより長いタイプです。「長花柱花」といいます。この画像では 雄しべの葯にピントが合ってて、雌しべにはピントが合ってません。
花弁の付け根に黄色い液体があります。蜜です。
ソバの蜜は あまりいい匂いがしないといいますけど・・・





これも 長花柱花です。





さらに 雄しべの葯を拡大して見ました。シャワーヘッドみたいになってるんですね。





果実です。先端に まだ柱頭が残っています。




アメリカセンダングサ - 安城市YM

2019-10-10 10:17:04 | みんなの花図鑑

センダングサと名のつく植物はたくさんあり見分けが難しいけど、アメリカセンダングサの花は他とは明らかに違うので、この子だけは区別できる。





花弁は無く、代わりに緑の花弁状の総苞片が筒状花を飾っている。





大きなハエが訪れています。普段どこに住んでいるんだろ?






こうして横向けると、総苞片ってライオンのたてがみ みたいだと思いませんか )^o^(





やや似た植物に タウコギ というのがあります。総苞がすこし少ないようです。






ウコギに似ているけど、アメリカセンダングサのほうが 勢いがいいので、「セイタカウコギ」なんて呼ばれたりします。