アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ススキ、ヨシ、セイバンモロコシ - 1年前のきょう

2019-10-06 22:26:41 | みんなの花図鑑
gooから 、「一年前のきょう、こんな植物を取り上げていました。」と、メールがありました。
「1年前に書いた記事の感想を書いてみませんか?」と。
一年前はこんなものに関心を持っていたんだと、やはりちょっと懐かしくなっちゃいました。



ススキの穂です。
ススキの穂には 芒(のぎ)と呼ばれる 穂の先の長い毛 があります。
よく似た オギ には 芒はありません。
ススキに 芒(のぎ)あり、オギに ノギ無し。

ススキの記事は こちら です。





これは 矢作川河川敷の ヨシ です。
白い小さなブラシ状のものが アシの 雌しべ です。
八の字や Xの字の形をしたほうが 雄しべ です。

一年前のヨシの記事は こちら です。





これは セイバンモロコシ です。
黄色い籾(もみ)のようなのが 雄しべ です。
赤い実験室のブラシのようなのが 雌しべ です。

一年前の セイバンモロコシ の全文は こちら です。





シュウメイギク2 ‐ 西尾市憩の農園

2019-10-06 16:46:39 | みんなの花図鑑

もうひとつ、赤紫のシュウメイギクです。





赤紫なのは 花弁ではなく、萼片です(既報)。





シュウメイギクの学名は Anemone hupehensis var. japonica。
つまり、アネモネの仲間です。





花は咲いても種子は稔らないとのこと。地下茎で増殖する。(岡山理大・植物雑学事典「シュウメイギク」花)




シュウメイギク - 西尾市憩の農園

2019-10-06 16:06:31 | みんなの花図鑑

シュウメイギク(秋明菊)。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である。(wiki)





古く中国から渡来し、各地の山野に野生化している。京都の鞍馬(くらま)や貴船(きぶね)山中に多く、キブネギクの名もある。(コトバンク・日本大百科全書(ニッポニカ)「シュウメイギク」)
石灰岩地帯で野化しているのを見ると、アルカリ性の土壌が好きなのかもしれない。(岡山理大・植物雑学事典「シュウメイギク」)




弁化した萼片(がくへん)が多数あるのが普通であるが、園芸品種には一重咲きや白色花もあり、これらは新しい渡来品種といわれている。(同上)





キンポウゲ科の植物の多くは、花弁を持たない。イチリンソウ属の植物もそうであり、花弁のように見えるものは萼片である。(岡山理大・植物雑学事典「シュウメイギク」花)





花の中央には多数の雌しべが集まり、球状になっている。キツネノボタンなどと同じ構造である。多数の雄しべがその周囲を取り巻いている。(同上)





チョコレートコスモス - 西尾市憩の農園

2019-10-06 11:12:46 | みんなの花図鑑

チョコレートコスモスはチョコレートを思わせる香りをもつ、シックな花色の多年草です。(みんなの趣味の園芸)




学名:Cosmos atrosanguineus
科名 / 属名:キク科 / コスモス属





8月から10月にかけて黒紫色の一重咲きの花を付け、チョコレートのような香りがするのが特徴。(wiki)





近年になって、キバナコスモスとの交配種「ストロベリーチョコレート」が開発された。(同上)