アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

「冬みず田んぼ」のサギたち

2021-02-06 18:00:00 | 野鳥

久しぶりの「野鳥」カテゴリーです (^_-)-☆




田んぼにたくさんのサギがいます。かなり近寄っても 逃げません。




というのも、水田に水が張ってあり、そこをトラクターが耕していて、ミミズたちが土の中から出て来ているからです。

最近、冬の間も田んぼに水を張る「冬みず田んぼ」という米づくりが少しずつ広まっています。


「冬場に水を張っておくと菌類やイトミミズが増える。それを食べる水鳥がやってきて、鳥のフンが土の養分となる。また、イトミミズのフンによってできた土の層が雑草を抑制し、さらにやはり豊かな土を育てます。」
(生物多様性.com 食品 > 解説 > カテゴリーからさがす > 米・穀類 > コラム「冬の間、田んぼに水を張っておく米づくり。」)




「春先、水が張ってある田んぼでカエルは産卵し、イトミミズなどの小さな生きものはオタマジャクシのエサになる。」(同上)




「オタマジャクシから成長したカエルはカメムシなどの害虫を食べてくれる、といったように、田んぼにさまざまな生きものが暮らすことで、田んぼの土が豊かになり、除草剤や肥料を使わない人の体にも安全な米づくりができるのです。」(同上)
















ガザニア改め アフリカンデージー

2021-02-06 12:00:00 | みんなの花図鑑

デンパークの大温室(フローラルプレイス)春の装いの続きです。これは 最初ガザニアの仲間ではないかと思いました。




例によって、スマホの Google Lensアプリで検索してみても ほぼ「Gazania rigens」で決まりのような感じです。
Gazania rigens は和名「ジャノメクンショウギク」で、ガザニア属の中で もっとも品種が多い園芸種とされています。



ところが しばらくして・・・

デンパークの名札がありました。そこには 「オステオスペルマム Osteospermum cv.」(cv. は園芸品種のこと)となっているではありませんか!
で、「Osteospermum cv.」をGoogle Lens で検索すると、右のような情報が出てきます。
「オステオスペルマム」の和名 は「アフリカンデージー」というらしいことが分かりました。




いずれにしても、キク科の花です。
オステオスペルマムは「アフリカンデージーと呼ばれる、オステオスペルマム属の園芸品種。標準和名がアフリカキンセンカという Dimorphotheca sinuata(ディモルフォセカ)もアフリカンデージーと呼ばれるため、オステオスペルマムと呼ばれることが多い。」(Flora of Mikawa「アフリカンデージー」)




名前が分かったところで、中心部分の筒状花の観察をしておきましょう (^^♪
つぼみには5つのスリットが入っています。




いまそのひとつが割れて 中から 雄しべの筒が産まれようとしています。
その後の 開花した筒状花のマクロ写真は撮り損ねました。また行って 撮り直してきます。