プリムラ ベリス 「カブリオ」
幸田町の憩の農園で出会った花、最後は サクラソウ科の プリムラの仲間で なぞなぞです (^_-)-☆
問題。上の花と下の花は どちらも プリムラ ベリス 「カブリオ」ですが、同じ株ではありません。よく似ていますが、はっきりと違いがあります。
それは どこでしょう?
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種明かし です
同じ花ですが、株によって シベ(花蕊)がちがいます。上の画像の花からは 雄しべばかり伸びています。
下の画像では 今度は 出ているのは すべて めしべ です。
株によって ちがうのです。
「おしべ花」と「めしべ花」と呼びたくなるのですが、プリムラの花は 雌雄異株 なのでしょうか??
プリムラ マラコイデス
「おしべ花」には めしべは無いのでしょうか?
「めしべ花」には おしべは無いのでしょうか?
そのことを プリムラ マラコイデスで 再度確認です。場所は 安城デンパーク。
デーンとめしべの柱頭が顔を出しています。
でも、下のほうにぼんやり 何かあります。。。
べつの「めしべ花」で めしべの下のほうにある器官にピントを合わせています。
そうです、これは おしべだったのです!
これもそう。めしべの下にある おしべ のほうに ピントを合わせています。
同じことは「おしべ花」についても言えます。(ただし、おしべはたくさんあり花筒の口いっぱいに広がっているので 中を覗くことが出来ませんので 画像はありません)
結論:このように「めしべ花」といってきた花は 「めしべが長くて おしべが短い花」で、「おしべ花」とは 「おしべが長くて めしべが短い花」のことだったのです。
ただし、「めしべが長くておしべが短い花」(長花柱花といいます)の雄しべは めしべの花柱を取り巻いて 短い雄しべがあることは分かりましたが、 逆の「おしべが長くて めしべが短い花」(短花柱花といいます)のほうの 短いめしべはどんなふうに存在する?のか 観ることが出来ませんでした。
これはやはり 一鉢「おしべ花」を買ってきて分解するしかないですかね \(^o^)/