アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ロドレイア・チャンピオニー - マンサク科

2021-02-24 17:45:16 | みんなの花図鑑

つぼみのとき(後述)は ツバキ科かと思うほどよく似ているのですが、これで マンサク科なんですって (^^)/
これは 大温室(フローラルプレイス)にツバキと一緒に置いてあった株なので、早くも花が咲いています。




マンサク科ですが、ツバキとも縁があるらしく、「原産地は中国南部、ベトナム、ミャンマー、マレーシア」ということです。
(鳥平の自然だより(植物編)「ロドレイア・チャンピオニー(シャクナゲモドキ)」より)




ロドレイア・チャンピオニー(Rhodoleia championii)は、日本では 別名「シャクナゲモドキ」だが、
「香港では、旧正月を飾る花として有名」(同上)



1848年、英国の軍人でプラントハンターでもあった『J. G. Champion』が香港で発見した事からこの名前が付いています。(サービス終了したYahooブログ記事より)



咲いた花は温室のみでしたが、つぼみは 屋外花木園で見れます。

先日の ツバキ「エリナ・カスケード」の近くにあって、両方とも蕾の状態を長く保っています。



そういえば モッコクの蕾にも似ていると思ったら、モッコクは ツバキ科でした (^^)/

ツバキ ’エリナ・カスケード’

2021-02-24 06:00:00 | みんなの花図鑑

デンパークでは この木は同じ場所に2株植わっています。
同じ木のはずなのですが、それぞれに樹名板があり、
一方には 「ヒメサザンカ ’エリナ・カスケード’」、
他方には 「ツバキ ’エリナ・カスケード’」と記されています。



少し調べると、ヒメサザンカは「ツバキ科ツバキ属 Camellia lutchuensis の常緑低木で、沖縄原産の花木である。」
そして「エリナ・カスケードは、中国の野生椿とヒメサザンカ(姫山茶花)の交雑により作出された品種」というのが真相のようです。


学名は Camellia lutchuensis f. 'Erina Cascade' です。
(学名の f.は forma の略で 「品種名」の意味です)

このような小さな蕾なので、花もとても小さいです。・・・それがまたいいのかもしれませんが・・・




以下2枚は、(2018年の)11月28日に撮ったものです。

この時期からもう蕾が出来ています。この花は 蕾の時代が長いのです。



いまと比べ、この時期は 葉がもっとついているようです。
そういうわけで、私は、花を見たことがまだありません。花弁の外側が淡い桃色をした白い花なのだそうですが、2~3日しか咲かないんだそうです。