アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コアカザ - 愛知県安城市OZ

2018-10-18 11:08:53 | みんなの花図鑑

ヒユ科(←アカザ科)アカザ属。
アカザ属には 非常によく似た アカザ、シロザ、コアカザがあり、
若い葉のときは トップの葉の色で アカザ、シロザの区別が
可能だが、花では ほとんど区別できないといわれてます。
ただ アカザ、シロザは 1m以上になるけど、
コアカザは それ以下の草丈なので コアカザ としておきます。



こんな花を付けます。
ただ、花期は 6〜8月。(野に咲く花)とあるので、
シロザの間違いかも。
(シロザの 花期は 9〜10月)



コアカザでも シロザ にしても
萼片5個で花弁は無い。
萼片の縁が白く縁取られている。
雄しべ5個、雌しべ1個。



葉の一部が真っ赤に紅葉している。
なので、アカザ属と分かる。



地味な花が終わると、写真のような果実を実らせる。



まだそれほど赤くないが、果実全体がルビーのように輝く。


ヒレタゴボウ - 愛知県安城市SD

2018-10-18 10:46:08 | みんなの花図鑑

アカバナ科チョウジタデ属。
花弁が4枚。
同じ属の良く似た チョウジタデや ミズキンバイ は 5弁花が多い。



花弁裏側。
意外と ひだがある。



雄しべは4個。花粉があふれかえっている。
丸い大きな柱頭。
この下にある 長い子房へとつづく。



花後の ヒレタゴボウ。
子房は 萼に包まれている。



それを 斜め上から見たところ。
やがて 美しく紅葉する。


アメリカキンゴジカ - 愛知県安城市SD

2018-10-18 10:26:51 | みんなの花図鑑

撮影は 午前 11:30ごろ。
アメリカキンゴジカは 昼前の1時間くらいしか咲かない。
「ゴジカ」は「午時花」。



アオイ科の キンゴジカ属の植物。
キンゴジカ は 東南アジア原産。午後に咲く。
アメリカキンゴジカは ↑に似て 熱帯アメリカ原産であることに因る。



アメリカキンゴジカの花弁は 左右が非対称。
完全に開くわけでもなく、半開き状態で気楽ことが多い。
ネットで キンゴジカの花を見ても、
アメリカキンゴジカとの違いが分からないほど よく似ている。



アメリカキンゴジカの1つの果実には5個の分果があり、
各分果には種子が1個づつ入っています。



花は お昼近くには もう萎みだします。
花弁が内側に萎むときの力で、自家受粉が行われるようです。


アキノノゲシ - 愛知県安城市

2018-10-17 17:58:53 | みんなの花図鑑

アキノノゲシは キク科 アキノノゲシ属。



アキノノゲシ属には アキノノゲシの他、
ヤマニガナ、ミヤマアキノノゲシ、ムラサキニガナ などが含まれる。
面白いことに、 レタス も アキノノゲシ属だ (´∀`)



やや白みがかった黄色が実にいい \(^o^)/



花後は 下が膨らむ。



そして、綿毛になる。


マルバルコウ - 愛知県安城市

2018-10-17 14:17:50 | みんなの花図鑑

マルバルコウは ホシアサガオと同じく
ヒルガオ科 サツマイモ属のツル植物。
だが、ホシアサガオとちがい、サツマイモの花を連想させることはない。



かつては ルコウソウ属に分けられていたこともあるという。



英名を redstar または red morning glory という。



めしべには 花粉がいっぱい付いている。
ネットで検索しても、花粉が付く前の 柱頭の写真が見当たらない。
それほど 花粉が容易に付きやすいということか。

ホシアサガオ - 愛知県安城市

2018-10-17 14:03:30 | みんなの花図鑑

似た感じの 花に マメアサガオ があるが、
ホシアサガオの葯は 白色 なのに対し、
マメアサガオの葯 は 赤紫色 。



葯は白いが、
花冠中心部が濃い紫色。



ホシアサガオは、同じ花の雌しべと雄しべがくっつきがちで
自家受粉をしていることが多い
(神戸の花と木)



ホシアサガオ は ヒルガオ科 サツマイモ属。
サツマイモの花って見たことあります?
サツマイモの花って ホシアサガオ そっくりなのだ。
(もとい? ホシアサガオが サツマイモの花そっくり)



ホシアサガオの花期は長い。
ヒガンバナが萎れても、キンモクセイが散っても まだ咲いている。


マルバアメリカアサガオ - 愛知県安城市

2018-10-17 13:28:48 | みんなの花図鑑

カメラのイメージセンサーの耐久性のチェックのために撮ったもの。



マルバアメリカアサガオは 葉が ハート形であること以外、
アメリカアサガオとほとんど区別がつかない。



直径3cmほどの青色、紫色から紅色のロート形の花をつける。
とくに 青色はすがすがしく キレイ。



陽にかざすと 花弁の裏の 緑色の萼片が投影されて 趣きがある。



いくつかの花に イモムシが居候していた。
ときには 一つの花に 2匹も (T△T)



萼は5深裂した線形で反り返り、付け根には細長い2枚の苞葉がつき、長い毛に覆われる。


ベニバナイヌタデ - 愛知県安城市

2018-10-16 20:54:53 | みんなの花図鑑

ふつうのイヌタデが赤っぽい、
それに対し 穂全体が白いのを (直前の投稿のように)白花イヌタデと呼ぶ。
対して このイヌタデは 通常のイヌタデよりいっそう紅色が強いので
紅花イヌタデと呼ぶことにする。



ふつうのイヌタデや(直前に投稿した)白花イヌタデは
どういうわけか おしべの数が 6個 としか カウントできない。



対して この紅花イヌタデは ちゃんと 8個 カウントできる。
その実例を 3枚 画像で 表示します。








シロバナイヌタデ - 愛知県安城市

2018-10-16 20:41:33 | みんなの花図鑑

イヌタデの白花バージョン。



穂全体が白いから、花が咲いているのか 蕾なのか 近くに寄ってみないと よく分からない。



おしべは 8個と書いてあるが、6つしかないように見える。



あるブログの記事には 「庄下川沿いでは白花イヌタデはまれではない。」
とあるが、岡崎平野でも 白花イヌタデはまれではない。