12月16日 滋賀NHKNEWSWEB
新年を前に彦根市の国宝・彦根城で、人気キャラクターの「ひこにゃん」も参加して恒例の餅つきが行われ、つきたての餅が訪れた人にふるまわれました。
彦根城では正月に飾る鏡餅をつくるため、城内の水田で育てたもち米で毎年この時期に餅つきを行っています。
16日は城の運営管理センターの職員20人とひこにゃんが参加し、城の庭園で餅をつきました。
庭園には多くの観光客やファンが訪れ、ひこにゃんがきねで餅をつくと、「よいしょ」と声をかけたり、写真をとったりしていました。
つきあがった餅の一部はその場できなこ餅にしてふるまわれ、訪れた人たちはつきたての餅を受け取ると、おいしそうに食べていました。
大阪から訪れたという男性は「餅がやわらかくてとてもおいしかったです。来年はよい年になりそうな気がします」と話していました。
ついた餅は鏡餅として今月(12月)24日から年明けの来月(1月)5日まで彦根城博物館などに飾られます。