12月12日 大阪NHKNEWSWEB
乾燥大麻80グラムを客に17万円で譲り渡したなどとして、大阪府内に住む17歳から19歳までの4人が近畿厚生局麻薬取締部に逮捕されました。
SNSで客を募り、大麻の密売を繰り返していた疑いがあるということで、麻薬取締部が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、いずれも大阪府内に住む▽17歳の少年と▽18歳と19歳の男の容疑者3人のあわせて4人です。
近畿厚生局麻薬取締部によりますと、このうち17歳の少年と18歳の容疑者1人はことし10月、乾燥大麻80グラムを千葉県に住む客に17万円で譲り渡したなどとして、大麻取締法違反の疑いが持たれています。
また、ほかの2人はことし10月、大麻を販売目的で所持した疑いが持たれています。
ことし9月、国内の空港に到着した荷物を税関の職員が検査したところ乾燥大麻およそ1キロが隠されているのが見つかり、麻薬取締部が送り先などを捜査した結果、4人が大麻の密売に関わっていた疑いがあることが分かったということです。
4人は大阪府内の複数の住宅などを拠点にSNSで客を募り、秘匿性の高い通信アプリでやりとりしていたとみられるということです。
麻薬取締部は客とみられる男女7人についても12日までに大麻を所持していた疑いで逮捕しました。
麻薬取締部は4人が大麻の密売を繰り返していた疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。