さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

WA名物、ブッシュファイアー

2006年03月07日 11時06分02秒 | Web log
土曜日、だんなの同僚の子供のバースデーパーティがあるということで、ぎりぎりまで横になり、頑張って行って参りました。子供と同じくらいの年の子供が集まったということもあり、もう子供は大騒ぎ。わたしはソファーに座らせていただきながら、いろんな人とおしゃべりをして、ストレス発散。

お腹の張りも以前に比べると少ないので、平常の生活に戻りたいのだけれど・・・だんなが許してくれません。

「君の『大丈夫』は、信用できない」とのこと。

わたしの『大丈夫』を信じたがために、だんなが数回、恐怖に脅かされたことがあるのは事実なので反論できません。

スノボー初心者なのに、上からすごいスピードで降りてきて転倒し、後頭部を強打したため記憶がぶっとんだ・・・

前回の妊娠のときに、お腹がいたいのに『大丈夫だ』といってわしわし歩き回った結果、入院することになった・・・

などなど、過去の話を持ち出されると反論できない自分が悲しい。 

でも、だんながいないときは、うちの中でパタパタしています。家を空けて病院に入院する5日間分の食事はもう作って、冷凍しました。少しづつですが、出産の準備に入ってます。

ま、それはさておき・・・バースデーパーティーでリラックスした時間を過ごしたあと、家に向かう途中、空に煙が立っているのを発見。

「火事かなぁ??家の近くみたいだなぁ」とだんなが言う。

「ふぅん」とあまり感心もないので、聞き流しておりましたが、だんなが焦っている様子。家に近づくにつれて、車のスピードも加速ぎみ。

上空には5台のヘリコプターが飛び交い、近くの湖から水を汲んで、消火活動している。煙が立ち上っている場所は、本当に家の近くのようだ・・・

「まじ??」

家の近くまでくると、野次馬やら消防隊員やら、消防車やらがごちゃごちゃしている。で、裏の雑木林からもくもくと煙がたっていました。

「どうも、まじらしい。」

ガレージのシャッターを上げると、裏庭にはモクモクと煙がたちこめてて、塀越しに雑木林をのぞくと、あちこちに火がまだ残っていて、隣近所のひとたちが、消火活動のお手伝いをしている。

だんなも慌ててホースをつなぎ、消火活動に参加。

よくみたら、雑木林と裏庭を隔てるフェンスの真下が真っ黒になってる。火が本当に間近まで近づいていたことを物語っている。

しばらくして消火活動も終わり、お隣さんに挨拶にいったら、老体を鞭打って、心臓の弱いおじいさんが、我が家に近づく火を消してくれたとのこと。

「どうもありがとうございます・・・」では、言い切れないほど感謝しました。

わたしたちが着いたときには、あらかた火は消えていたけれど、近所には車に乗って逃げようとまでしていた人もいたらしく、そのくらいすごかったらしい。

だんなはその時、現場にいられなかったことをとても残念がっていました。

そういえば、わたしたちがオーストラリアへ来て以来、昨日で丸1年となりました。おめでとう!!!!!

あっという間の1年でした。早いものです。

遠く離れてても気にかけてくれているみなさん、時折メールを送ってくれるみなさん、本当にありがとうございます。

With lots of love


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