さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

空手、再開

2010年02月06日 20時33分53秒 | Web log
今週の月曜日から空手が再開した。

のだけれど、月曜日と木曜日は参加できず、今日、初参加。
ちょっと緊張しながらひさびさに道場へ行って、
『何も考えない』と自分に言い聞かせて、練習に集中。

ところが久々だったのとメニューがハードだったのとで、
途中で貧血気味になり立ってるのもつらくなり、練習を
中座することに。

そしたら谷川俊太郎似のおじさんが介護に来てくれて
まず手をおなかの上において、横になって血液の
循環を通常にもどしなさい、とのこと。

で、ずっと傍でわたしを見守ってくれました。

で、傍で『空手、楽しんでる?』『どこ出身?』とか聞いてくれて。

私が『空手は楽しいんですけれど、6週間も休みだったから
今日、道場に来る前はとても緊張してしまいました。』と言ったら

『みんな同じだよ。上級者でも、赤帯保持者でも、6週間も空けると
緊張するし、そういう気持ちを抱えてみんな来てるから、心配しなくて
いいんだよ。」

と。

いいおじさんだぁあ・・・(泣)

他にも数名、心配して声をかけに来てくれて、かなり照れましたが、
心がほっこり暖かくなりました。

で、途中で倒れると悪いからと『谷川さん』が、家まで送ってくれました。

で、ちょっとだけ彼の話を聞いたのですが、

『谷川さん』は、ザンビア生まれのインド人。
ケニアで育ち、イギリスを経てオーストラリアに来たとのこと。

そういえば、尊敬するマハトマ・ガンディーも
アフリカ(南アフリカ)に住んでたときがあったのよね。

世界を移動しても強くたくましく生きている人って
すごいなと思います。

どこの国へ行っても、自分のアイデンティティー見失わない、
しなやかさを持ち合わせているんでしょうか・・・

彼には18歳になる息子さんと20歳になる娘さんがいて、
子供が空手に通い始めて、自分も通うようになり、
(わたしと同じ動機)子供たちは『卒業し』今は
自分だけ通っているとのこと。

で、彼が空手を始めたとき、周りの人はまさか彼が空手をする
なんて思ってもみなかったそうで・・・(谷川さんは、年末にすさまじい
昇級テストを経た黒帯候補生です)

わたしはいろんな人の話を聞くのが大好きなので、なんだか倒れて
得した気分になりました。

「僕たちは若くないからね、自分の限界を知って、自分のペースで
頑張るしかないんだよ。」と優しく一言。

ちなみに『谷川さん』眼科医だそうです。だから、わたしを助けに
来てくれたんだ・・・たとえ専門外でも、貧血に対処するくらいの
基本的な医学の知識は持ち合わせていらっしゃるでしょうからね。

今日は、実にいい1日となりました。


署名

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