さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

仕事場における個人主義

2011年04月05日 20時59分12秒 | Web log
入社して1ヶ月が経ちました。

日本以外で働いたことのない私にとって、オーストラリアでの会社員生活は
どんなものになるのだろうと、興味津津だったわたし。

最初は、緊張しましたが、ようやく慣れてきました。

日本人もちらほらいるので、オーストラリアで働くには環境的にとってもいいスタートだったのかもしれません。

それでも大多数はオーストラリア人。オーストラリア人といっても、オーストラリアは多国籍国家なので
いろんな国の人がいます。

インド人、イギリス人、スコットランド人、ノルウェー人、イタリア人、中国系アジア人(マレーシア人、インドネシア人、香港人等)、日本人、フランス人、オランダ人、フィリピン人、ニュージーランド人、わたしの周りにいる人だけでも、これだけの国籍が存在します。

知らない人もまだまだいるので、実際にどれだけの国籍が存在するのでしょう。

で、最初にちょっとびっくりしたのは

『 つるまない 』

ということ。

女性も男性も、お茶を飲むのも、食事を取るのも、お一人様が圧倒的に多い。

会社には働きに来る場所という意識が徹底しているのか。

日本とは違うなぁと思いました。

余計な話をしている人は少ないし

ばか話をしている人もそんなにいないし

黙々と仕事をしている人が圧倒的です。

とりあえず一緒にいるということが、必ずしもいいこととは思わないけれど、

でも、1人か2人でいいから、仲良しさんがいたら 会社に来るのも楽しくなるのではないのぉ?

と思いますが、それは私が日本人だからなのかもしれません。

連絡のやりとりは、電話かメールがほとんど。

同じフロアでも、メールでやり取り。

『 ちょっと歩けば会えるのに、メールだけのやりとり?? 』

ちょっと違和感を感じたので、自己紹介を兼ねて 足を向けることに。

全体的に交流が少ないような気が・・・・

個人主義が強いなぁ、そういう印象を受けました。

会社への帰属感というよりも、自分のスキルを提供し、お金をもらう。

よい条件で雇ってくれる人がいれば、さっさと辞める。

終身雇用の傾向が強い日本に比べると、能力主義が強い感じです。

それはそれで能力をきちんと評価してもらえるという意味ではいいのかもしれませんが。

それでも、廊下で会えば にこっとするし、エレベーターで会っても、キッチンで会っても

ハロー と言うし フレンドリーといえば、フレンドリーなんですけどね。

仕事も 自己管理 が基本で、早く来たり、遅く来たり、早く帰ったり、遅く帰ったりしても
その人がやるべきことをきちんとやって、自己管理していれば、誰も何も言わない。

ので、会社がいちいち TIMECARD で、その人の就労時間を管理することもない。

仕事をこなしてさえいれば、音楽を聞こうが それは個人の自由。

朝、会社で朝食をとる人もいるし、お昼をデスクでとる人もいるし、込み合う時間を避けて
食事に出かける人もいる。

本当に自由。

でも、わたしのような日本人は 誰かが管理してくれないと 自分がきちんと働いている

ということを誰も証明できないんじゃないですか??と思ってしまいます。

でも、時間の長さは ある意味 関係ないのかもしれません。

やることさえきちんとやってくれれば、それでいい

そんな感じなんだと思います。

署名

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