さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

講義3日目 微生物と感染管理、および解剖学

2012年08月05日 08時50分29秒 | Web log
講義3日目

イントロ編ということで、微生物(バクテリア)による感染管理を怠ることに
よって患者を死に至らしめる可能性があることの例として、家族3人が院内感染の
犠牲者となった女性の講演会のスピーチをビデオで見ました。

事故で脊椎損傷。病院に運ばれて、処置をしたはいいけれど、避けられるはずの
院内感染で息子さんが命を落としたそうです。

さぞ無念だったことでしょう。

ということで、医療従事者の「感染予防」の責任を叩き込まれました。

納得なんですけれどね。

耐性菌と人間の戦いはお互いの生存を賭けてのいたちごっこなのでしょうから、
人間がそれを殺そうとすればするほど、耐性をもった菌が新たに出現する
という構図になっていると思うので、難しい問題だなぁとは思います。

アメリカでは院内感染発生率がかなり多いらしいです。年間60万人?だったかしら?

午後は解剖学の基礎

基礎用語の確認から。

日本語の医学専門用語ならどっかで聞いたことある~って感じですが、
英語となるとちんぷんかんぷんです。

で、専門用語の成り立ちの説明から。

循環器学=Cardiology は Card=心臓 (o) logy =学問 という構成。

Card はギリシャ語の Kardia(心臓)から来ているそうです。

専門用語は ギリシャ語とかラテン語 が元になっているので、その辺の知識の
開拓が必要になってくるようですねぇ。

でも、ある種のパターンがあるので、それさえ身につければなんとかなるような
気もします。

母が 「 看護の勉強は本人が覚えないとだめだからね~ 」と言ってましたが、
その通りですね。

時期がきたら豚か羊の心臓を実際解剖してみるそうです。

ちょっと楽しみかも。

署名

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