さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

6日目 リヴァークルーズ&Crab catching

2014年01月24日 09時54分59秒 | Web log
6日目 午後からホテルの近くを流れる川をクルーズするアクティビティに
参加。参加者、我が家のみ。ボート貸切状態。イエェーイ。

生憎、その日も天気は曇り。雨が降らないことを願いながら、景色を
眺めながら川を上流へ遡る。

マングローブを抜けて、その地域に住むバジャウ族(漁師)の族長の家で
サバコーヒー(サバ州でとれるコーヒー豆を族長が炒ったものだそうです)
とお菓子(米粉とブラウンシュガーと水を混ぜて練って揚げたもの)を頂き、
昔ながらの生活様式を守った族長さんのお家でひとやすみという行程。

Jetty(波止場、桟橋)を出発して最初に、カニを捕獲する網を仕掛けました。
帰ってくるまでにカニが取れているかなぁ??仕掛けた網は7つ。
確率はどれくらい?と聞いたら、まぁ、そのときによりますが何匹かは
捕れると思うとのこと。

網に浮き代わりにペットボトルを括りつけ、川に投げ込みました。
んー、どんなカニが捕れるかな?

クルーズ再開。

何度も言いますが、雨季ということもあって動物の活動はいまいち。
天気がいいと、マングローブの木に寝ているパイソンとか、川を泳ぐ
トカゲとか、見られるようですが、今回は鳥を数羽(Seaegle,
Brown Mini Kite, Egret)をみたくらい。

いつも川岸で休んでいると言われるウォーターバッファローすらいない!

跳ね上がる魚は沢山みましたけど。

心の中でブーイング。

でも、マングローブをゆっくり抜ける感じは、とりあえず「冒険している」
ようで、なんだかワクワク感と緊張感が混在するような感じですね。

ということで、水上集落へ到着。クルーズ中にいくつか疑問に思っていた
質問をしてみました。

①主に水上集落に住み、漁を営む部族の名前
→バジャウ族

②自然災害で家が壊れることはないのか?
→ほとんど、なし

③子どもたちは学校にどうやって通うのか?
→通わない。親から漁の仕方を学んで生計を立てる

④生活の変化を望む人たちはいないのか?
→若い人たちは、政府が無償で家を与え、陸上生活への移行を推進していて
若い人たちはそこへ移っているが、ほとんどは数世代同居で水上集落で暮らしている。

⑤政府は陸上生活への移行を推奨しているということだけれど、どうしてか?
政府は水上集落が「環境汚染にかなり影響している」と思っているから。

ということでした。

コミュニティーの族長さんの家はとてもシンプルなものでした。
家の中に飾られている漁に使う道具とか、日本の伝統的漁法につかう
道具に似ているものも見られました。

家の中央にはおそらく族長と奥さんが儀式とか寄り合いのときに座る椅子が
置かれ、周りに伝統音楽を奏でる楽器(ゴングと木琴みたいなもの)もありました。

どんな風に儀式が行われるんでしょう....??見てみたい。

家に使われている素材はもちろん天然素材。何かの葉っぱですね。椰子かな?
屋根の葺き方が日本の茅葺と似ています。面白いですね。一年に一回は屋根を
交換しなくちゃいけないということで、それも大変でしょうねぇ。
もちろん雨漏りもするとのこと。どしゃぶりのときなんて絶対濡れるでしょうけど
ああいう生活をずっと続けてきた人は根本的に感覚が違うんじゃないんでしょうか。

わたしたちは雨漏りはもちろん、家の中にいて人も物も濡れるなんてあり得ない
と考えますが、彼らは人は多少濡れてもいいけど、電気製品が濡れるのが
かなり困るといった感覚をもっているんじゃないかなぁ?

もしかして、これは観光用&儀式用で、別宅は陸上にあったりして.....?

ま、それはさておき「川の上」ということもあって、涼しく快適でございました。

アントラー(オス鹿)のスカル(頭骸骨)が飾られていてベンジャミンはそれに
反応。族長として象徴なのでしょうか???

トイレは...見当たらない。垂れ流しでしょうけど、隠さないのかしら?

とまぁ、好奇心は尽きず。興味深かったです。

お茶請けのお菓子は3つほど頂きました。油で揚げたということなので、お腹も大丈夫
でしょう。出されたものは美味しく頂く....鉄則ですね。

集落のまわりには牡蠣の養殖場もありましたね。

水上から木の枝が垂直に沢山突き出ていたのをみて、牡蠣の養殖と似てると思いながら
あれは何ですか?と聞いたらガイドのおじさん「カキ!」と日本語で回答。

輸出はしていないけれど地元でかなり需要があるそうです。そうそう、コタキナバルは
シーフードが美味しいです。(イスラム教なので豚肉は食べられません。ベーコン、
ソーセージは牛肉だったり鶏肉だったり)

ちなみに、牡蠣の生食は古代ローマ時代からの長い歴史をもっているらしく、日本の
牡蠣の生食は明治時代以降、ヨーロッパから流入してきたものらしいですよ。(Wikiより)
養殖の歴史は室町時代から。ま、それはどうでもいいですね。

帰りは仕掛けたカニを捕る網を引き上げて、3匹カニを捕まえました。捕りました。

捕ったカニは

Iron Crab
Alien Crab
River Crab

Iron Crabはごつくて強そう。Alien Carbは目がハマーヘッドシャークのように
とても離れていて、垂直線の両端についているような感じ。
River Crabは小さい普通のカニ

子どもたち、とても喜んでました。もちろんカニはホテルに売却....






ではなくキャッチ&リリースでした。

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