繊細なベンジャミン。
ジョナサンと喧嘩しても、何も言い返せない。
わたしもベンジャミンの言い分をきかないわけには、仲裁すらできない。
それに、ベンジャミンはベンジャミンなりの正当性を主張したっていいのだ。
多くの場合、喧嘩なんて、双方の誤解で始まることが多い。
でも、ベンジャミン、言い返せない。
黙ってポロポロ涙を流すだけ。
言いたいことは頭の中をグルグル駆け巡っているのだろうけれど、
言うことができない。
子供だって、大人だって本音をさらけ出すのは、怖いものだ。
きっと子供はもっと素直に単純にさらけ出すのだろうけれど
傷つきやすいベンジャミンにはそれができない。
そういう彼の心の動きがわかるだけに、わたしとしては心が痛い。
二人だけになって、なんとかベンジャミンの言い分を聞き出して、
ジョナサンとの喧嘩をなんとか仲裁して、無事、仲直りさせたと思って
一見落着と思っていたのだけれど。
夜、突然
「僕は、お母さんがずっと望んでいた愛すべき息子かな?」
→日本語に直訳すると堅苦しいけど、ベンジャミンが言いたいことは
こんなこと。
と言い出した。
「もちろんだよ!」と言ったのだけれど、顔を背けて泣いているのがわかる。
「泣いているの?」と聞いても「No」と返事するだけ。
何だか私も泣けてくる...
「こっちへおいで」と言って、「泣いてるんでしょ?」と聞くと、
泣きたいのをこらえていたの堪えきれなくなって、号泣。
どうしてそこまで泣くのを我慢しなくちゃいけないのか...
私にはわかる。
別に、喧嘩の件だって、ベンジャミンが一方的に悪かったわけでもないし
ジョナサンも理解してくれたし、わたしも特別ベンジャミンを一方的に
叱ったわけでもないんだけれど。
どうもベンジャミン自身がきっと自分を責めて、自分はダメな子だって
思っちゃっているんだろうなと思う。
そんなこと一度も言ったことないのに。
繊細な子はどこまでも自分を責めるし、人の期待に応えようとして
自分を否定する...
どれだけ伝わったか、わからないけれど
「ママは、ベンジャミンもジョナサンも大好きだよ。」
「ジョナサンとか周りの友達と比べなくてもいいよ。」
「そのままでいいんだよ」
「ベンジャミンは自分でわからないかもしれないけど、とってもいい子なんだよ」
「自分を信じるって何よりも大切なことなんだよ」とか
思いつく限り励ます言葉をいったら、一生懸命うなづいていました。
その後、「僕ね、お母さんのためなら、なんでもするよ。」と笑顔で
言ってくれました。
ベンジャミンが何もしてくれなくたって、ベンジャミンがベンジャミン
らしく生きてくれれば、それで十分だよ。
そして何よりも...私に心を開いてくれてありがとう。
ジョナサンと喧嘩しても、何も言い返せない。
わたしもベンジャミンの言い分をきかないわけには、仲裁すらできない。
それに、ベンジャミンはベンジャミンなりの正当性を主張したっていいのだ。
多くの場合、喧嘩なんて、双方の誤解で始まることが多い。
でも、ベンジャミン、言い返せない。
黙ってポロポロ涙を流すだけ。
言いたいことは頭の中をグルグル駆け巡っているのだろうけれど、
言うことができない。
子供だって、大人だって本音をさらけ出すのは、怖いものだ。
きっと子供はもっと素直に単純にさらけ出すのだろうけれど
傷つきやすいベンジャミンにはそれができない。
そういう彼の心の動きがわかるだけに、わたしとしては心が痛い。
二人だけになって、なんとかベンジャミンの言い分を聞き出して、
ジョナサンとの喧嘩をなんとか仲裁して、無事、仲直りさせたと思って
一見落着と思っていたのだけれど。
夜、突然
「僕は、お母さんがずっと望んでいた愛すべき息子かな?」
→日本語に直訳すると堅苦しいけど、ベンジャミンが言いたいことは
こんなこと。
と言い出した。
「もちろんだよ!」と言ったのだけれど、顔を背けて泣いているのがわかる。
「泣いているの?」と聞いても「No」と返事するだけ。
何だか私も泣けてくる...
「こっちへおいで」と言って、「泣いてるんでしょ?」と聞くと、
泣きたいのをこらえていたの堪えきれなくなって、号泣。
どうしてそこまで泣くのを我慢しなくちゃいけないのか...
私にはわかる。
別に、喧嘩の件だって、ベンジャミンが一方的に悪かったわけでもないし
ジョナサンも理解してくれたし、わたしも特別ベンジャミンを一方的に
叱ったわけでもないんだけれど。
どうもベンジャミン自身がきっと自分を責めて、自分はダメな子だって
思っちゃっているんだろうなと思う。
そんなこと一度も言ったことないのに。
繊細な子はどこまでも自分を責めるし、人の期待に応えようとして
自分を否定する...
どれだけ伝わったか、わからないけれど
「ママは、ベンジャミンもジョナサンも大好きだよ。」
「ジョナサンとか周りの友達と比べなくてもいいよ。」
「そのままでいいんだよ」
「ベンジャミンは自分でわからないかもしれないけど、とってもいい子なんだよ」
「自分を信じるって何よりも大切なことなんだよ」とか
思いつく限り励ます言葉をいったら、一生懸命うなづいていました。
その後、「僕ね、お母さんのためなら、なんでもするよ。」と笑顔で
言ってくれました。
ベンジャミンが何もしてくれなくたって、ベンジャミンがベンジャミン
らしく生きてくれれば、それで十分だよ。
そして何よりも...私に心を開いてくれてありがとう。