さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

解明できないことなんて、たくさんある

2012年04月27日 09時14分32秒 | Web log
今朝も泳いできました。

さて、火曜日にジョナサンがモンテッソーリスクールに行っていたときの
お友達のご家族とHeathcoteという公園でひさしぶりにお会いしました。

お母さん(クリス)はお医者さんで、お父さん(ブライアン)は州政府に勤めております。

お友達が転校してしまったので、以前に比べたらほとんど会えなくなりました。
クリスもお医者さんなので忙しいですしね。

で、互いの近況報告とか、犬の話しとか、いろんな話をしたのですが
話しの流れで「不思議な出来事」の話題になり、クリスが
ロットネストに行ったときに、電車なんか通っていないのに、電車の音が聞こえたとか
人の気配を感じて、眠れず、一刻も早くその部屋を出たかったけれど、外は暗いし
外も違う意味で怖いし、つらい一晩だったとか。

(そういえば、以前友人の家族と一緒にロットネス島のホテルに一泊したときに
友人のご主人(その人もクリスという名前)も、何かを感じてとっても気持ち悪かったって
言ってたなぁ)

クリスがブライアンとタスマニアを旅行して、ポート・アーサー(大虐殺のあった場所)に行ったときにも、
非常に不気味な感じを受けたとか、そういう話になりまして。

わたしは一度もそういう経験がないので、お話を聞くのは興味深深。

マイクも、結構そういう経験がありまして、2人が冷静に「こんなことがあった、あーだ、こーだ」と
話している傍らで、うんうんとうなずきながら話を聞く私。

1人で内心盛り上ってました。

そして、マイクの親しい同僚でダウジングのできる人のお話しになりました。

木の枝や、針金等を使って、水脈や鉱脈を当てたりする、あれです。

ま、科学的には証明されておらず、いわゆる似非科学なわけなんですけれど。

マイク曰く「当たれば大騒ぎするけれど、当たらなければそれはなかったことにしちゃうから、
当たるという側面ばかり強調される傾向がある。だから、そういう特殊能力があるように思い
込んでしまうけれど、実は当たる確立と当たらない確立なんて、五分五分なんだよ」

ま、わたしもそれに同意しますが、でも、例え50%だとしてもなぜ当たるのか?それが10%とかだったら
「たまたまよね」となりますが。50%って高い割合だと思います。

ま、人間、ほとんど当たらない宝くじですら「当たる」と信じて、毎回多くのお金がつぎ込まれるわけですから、
意外と人間というのは「信じやすい」動物なのかもしれませんね。

だから、50%も当たれば「すごい」ってことになって、噂が1人歩きしちゃうのかもしれません。

でも実際、50%ははずれている。宝くじに至っては、もっと高い割合ではずれている。

それでも宝くじは買い続けるわけだし、ダウジングも一部の人は特殊能力として認めている。

人間と言うのは意外と信じやすい動物なのかもしれませんね。

(それにしても、どうして木や針金が動くのか?その人が無意識に動かすのでしょうかね?)

で、クリスが

「例えば、診察をしていて ある症状を聞く。その症状に当てはまる病気なんて、複数あるわけよ。
でもね、なんか分かるの。脳に問題があるんだろうって。で、脳のCTスキャンを取ってもらってくださいって
お願いして、写真を見るとやっぱり異常が見つかるわけよ。それって、我ながら不思議だなって思うわ。
なんかね、ピンとくるの」

と言う。

「ま、でも間違うことだってあるわけだから、ダウジングと同じで、自分の推測が当たったことばかりに
焦点をあてると、ピンとくることがある種の能力のように思いがちだけれど、まぁ、同じだけ間違った推測を
しているって感じもするわね。」

と言っていました。

そういう冷静さ、いいですね。

「 でもね、やっぱり科学で証明されていないことも、まだまだ沢山あるわけだし。」

と、不思議なことが起こりうる可能性もさいごにちらっと示唆していました。

人間には不思議でも、動物には感知できるとか、まぁ、世間にはいろんな話がありますからね。

火曜日の午後のひと時のお話でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。