『贖罪の王様』を観ました。

　東京謝罪センター所長、“謝罪師”を生業とする黒島譲(阿部サダヲ)は、ケンカのような小さなトラブルから国家存亡の危機まで、ひと癖もふた癖もある依頼人から舞い込む様々な事件に遭遇。降りかかる難問を次から次へと謝罪のテクニックを駆使して解決していくのだった……。
（ＭｏｖｉｅＷａｌｋｅｒより）

　クドカン脚本作品です
　ゆえに、「東京贖罪センター」という架空の会社自体が面白い、黒島の様々な説明が笑いましたね
相手に「許してもらえる」ための「謝り方」であり、「言い訳」というの・・・なかなか勉強になりました
そんな彼の行動を６つの「ＣＡＳＥ」という形でエピソード風に展開していくもの。
昔、「バカヤロウ！」という、数々の（怒りの）エピソードに対して怒りをぶつけ、見る者をスカッとさせる映画がありましたが、今回は、様々な「怒れる相手」に対して、贖罪をかけることにより、それを収めていく・・・というものであり、一つ一つも短いし、単純明快だし、楽しいですね
後半のＣＡＳＥは、だんだんと規模がデカくなってて、本人もビックリしてましたが、どちらかというと、前半の小さ目のＣＡＳＥのほうが好きですね。
阿部サダヲさん演じる黒島の、ちょっとした行動とか、言動、反応がクスクス笑えますよ。
ラストの「わき毛ボウボウ」はいささかやり過ぎの感がありましたが、全編面白く見れましたね。
ちゅうことで、ラストの曲もなんか楽しくて見入ってしまいました・・・で６５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません