さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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退院決定

2008年12月28日 19時51分11秒 | 慢性膵炎での入院生活
『殿に二言なし。』

さすがの目標達成です。
明日退院と相成りました。
昨日、看護師さんに
『外泊も無理っぽいですよね』
と言われたところ。
そして、先日担当医くんには
『退院はまだまだ無理だよ』
と言われていました。
なのに、さすが殿。
やると言えばやるのです。(笑)

看護師さんたちは当然びっくり。

家族は『(その状態で)どうやって帰って来るのよ!?』とおろおろ。
↑家族に『車で迎えに来て貰ったら、それに乗って帰りますけど?』と答えたら、呆れられた。

そして、年末年始のお休み中の担当医くんは突然姿を消した私に、出てきて唖然とすることだろう。

退院までの成り行きはこうでした。
今朝、突然に採血が入りました。
(どうやら殿が電話で依頼した模様)
そして、日曜日なのに殿が参上したかと思うと、
『さて、(退院は)どうする?』
と、いきなり問いかけられました。

採血結果はアミラーゼ148と26日より好転。
貧血に栄養状態も良くなりました。
CRPは1.33(基準値~0.30)と異常値なれど、前回より半減。
Na、Clの異常がなくなり、と同時に体の浮腫みもなくなりました。

年内退院するなら、今がタイムリミットです。
やはり、2年連続年末年始、籍が病院というのはやだ。
お正月は家に居たい。
それに、どっちみち年末年始は外泊することだし。。。

とゆーわけで。
私『帰ります。』
殿『そっか、とりあえず帰るか。』
私『ダメなら年始にまた考えます』

こうして、実験的に(笑)退院決定。

とはいえ、私も不安です。
何しろ昨日から流動食が始まったところ。
食べたら痛みが出ます。
そして未だにフサンを1日3本、フェンタネル・ロピオンもバンバン使っている状態。

だから、殿に確認しておきました。
いつ来ても点滴を受けられるのかどうかを。
答えは勿論OK。
年始の再入院も視野に入れてくださってます。
(勿論、入院せずにすむなら、それに越したことはありません)

さて。
殿にはこんな話もされました。
先日の膵臓の中心が萎縮してるかも?エコーを、殿が以前の画像と見比べていたところ、偶然にも去年の同日にもエコーを撮っていたことに気づいたそうです。

『去年は本当に大変だったよね。それを思えば今年は大丈夫だと思うよ。』
としみじみ。
うん、去年は大変でした。
殿や小姓の懸命の治療、看護師さんたちの献身的な看護、家族の励まし等で乗り越えられました。


というわけで。
ラコール・モルヒネ・ボルサポを手に、明日48日ぶりにおうちに帰りま~す。
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退院話の前に

2008年12月28日 19時20分13秒 | 慢性膵炎での入院生活
報告が2つほどあったので、記事を滑り込ませておきます。

脳外科でプロラクチンの高値により、カバサールを服用することになった件については、すでに書きました。
この件で、26日には産婦人科の診察がありました。
産婦人科のドクターは結果を見て、殿と相談されたそうです。
初診で7時間半も待たされたけど、やはり同じ病院にしておいてよかった。
プロラクチンは336→226→369という経緯で、決して下降傾向にはありません。

しかし、殿のご意見は
『すでにたくさんのお薬を服用しているので、これ以上増やしたくない。』というもの。

この意見を受けて、産婦人科のドクターも
『生理が2年も3年も来ないのであれば問題ですが、まだ数ヶ月ですし、原因と思われるルボックスも止める方向で動いていますから、しばらく経過観察でいきましょう。』
と仰いました。
ルボックスは急に止めると危険なお薬のため、現在は半減させて朝夕1錠ずつ服用しています。
お薬を完全にやめても、体からお薬の影響が抜けるのに、さらに時間が必要なため、『ルボックス中止』が現実になるのには、まだしばし時間が必要となるようです。

ただし、下垂体腫瘍の不安はあるので、脳外科の受診は続けてくださいとのことでした。
女性ホルモン関係のお薬は副作用がとてもきついので、飲まなくて良かったーとホッとしました。

もう一つは、2日で3キロ体重が増えた、浮腫の件。
26日の採血では、NaとClが共に
殿には
『ナトリウムとクロールが下がっている=電解質のバランスが崩れているから、体内に水分が多すぎると言うこと。だから点滴を減らします』
と言われました。
このため500mlのフサン入りブドウ糖3本と500mlの栄養剤の点滴が、フサン入りブドウ糖500ml1本になりました。
ただし、1本の中に3本のフサンを溶かすから、取り込まれるフサン量は同じ。
点滴を減らしたらあら不思議。
2日間で3キロ増えた体重が、同じく2日間で3キロ減りました。

見事な水ぶとりだったようです。。。(笑)
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