さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
当ブログのコメントは承認制になっています。

入院というものは

2010年05月26日 21時05分49秒 | たわごと
今回、父の入院を通じてようやく気づいたことがあります。
今まで何度となく入院したし
痛い目や苦しい目にも色々あってきました。
自分ではそれなりに大変な経験をしていると思っていました。
でも、本当に大変なのは当人よりも家族のほうなのですね。
本人は痛い、苦しいと言って自分のことだけ考えてたらいいのです。
自分のことなのだから辛いことに耐えるのは当たり前だし、
自分の闘病に自分の時間を使っているだけのこと。
でも、家族は違います。
自分の時間を犠牲にして看病に来てくれているのです。
重症急性膵炎でICU送りになるまでの3日間や
モルヒネ中毒になって嘔吐発作のひどかった数日間
姉と母は交互にずっと付いていてくれました。
私ってばどれだけ家族の時間奪っていたのかしら。
しかも、私は3ヶ月、2ヶ月、3ヶ月
・・・と長期入院が3回も。
父のおかげで改めて家族のありがたさを感じることが出来ました。

父は相変わらず大量に酸素は投与されてはいるものの
日中は鼻マスクに代えても大丈夫で
一昨日からミキサー食という
どろどろの食事が出るようになりました。
おかずを煮汁と一緒にミキサーに掛けて、
とろみをつけているのです。
お椀のふたをあけるとドロドロのものが大量に入ってます。
私の水定食よりよっぽどまずそうです。(笑)
でも、父は「メシメシ」とうるさかっただけに
食べられることがとにかく嬉しいみたいです。
今朝、9時前に病院に行ったら
朝食終わったところだというのに
「昼メシは何時や?」
と言うのにはまいりました。(笑)
(さすが、私の父?)

今は朝の9時ぐらいから夜7時ぐらいまでを
母と交代で(というよりは母が大部分)付き添いしています。
父も病院や看護師さんに多少なりとも慣れてきたらしく
ようやく点滴を抜くこともなくなりました。
何よりご飯がでるので、入院の張りがでたようです。

私自身の体調もそこそこ落ち着いてます。
退院当初の無理矢理エンジンをかけている状態から
少し緩めモードに切り換えました。
なんとなくペースがつかめてきた感じがします。

肺は膵臓と同じく非可逆性の臓器だそうで
壊れた細胞は元に戻らないのだとか。
父の胸部CTを見ると、すりガラスのように肺が曇っています。
間質性肺炎という病気は
これまた膵臓と同じで、肺が繊維化して硬くなり
やがては呼吸が出来なくなっていくそうです。
父の残り時間がどれぐらいあるのかはわかりませんが
本人も家族も納得できるように時間を過ごせたらいいなと思ってます。

さて。
今日は久々に時間があったので
PCでプルさまの動画を見て癒されました。
若かりし頃のプルさま、素敵
「1999年NHK杯のFP」

コメント (10)