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FT-767SX改の修理(21)

2022-02-02 | FT-767
1.9~28MHzまで無事に100W出力まで漕ぎ着けたが、
触っている内に、古いので、色々気になる事が。
前面左側のボリューム群だが、例のアルプスのボリュームで、
クリーナーを吹いても治らないらしい。
交換した方が、早いらしく、AliExでも模造品を発見したが、ん~どうすべ。
メインダイヤルを外すには、ゴムを取り除いて、ネジを外さないとダメらしい。
FT-757はネジ無しだったが、FT-767は違うみたい。
ゴムが非常に外し難い形状で、切れないか心配なので、先ずは吹くか。
週末に分解して、吹いてみるかなぁ・・・。
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FT-767SX改の使い勝手2(20)

2022-01-23 | FT-767
某3エリア製の7MHzフルサイズのツエップ(一番安いので)を張ってみた。
軽量鉄骨の壁や屋根にベタッと張り付いてるので、変なところで共振していて、
長さ変えてもほとんど変わらん・・・(NanoVNA見)。
でも、とりあえず、受信は出来て、FT-767で聞いてみた。
NBはよく効く。
広めのCWフィルタ入れてAPF入れると、静かで十分。
(結構いいやん)
ノイズ混じりのギリギリのCWもAPFあれば拾える感じ。
まぁ、ALL JAの7MHz CWだとフィルタ幅関係で、無理だろうけど、ロカコンやら、比較的バラける全市全郡辺りだと行けそう。
裏技としては、455Khzにクリスタルフィルタが入るスペースが有るので、改造すれば入るかも。
HF帯の感度は抑えてある(プリONで、IC-756PROのプリOFFと同等のノイズフロア)ので、聞き易い。
トーンコントロールも有るので、耳に優しい。

気付いた点:
1.FANの音が、やはり出だしてる
2.CW PITCHの800,700,600Hzで、700Hz,600Hzがどうもおかしい。
3.MONITORボリュームのガリが取れない。たぶん、VOX Gain, Proc, TX キャリアポイント(そう、送信音が前面パネルで変えられる)も逝ってるはず。
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FT-767SX改の使い勝手(19)

2022-01-18 | FT-767
これまた、今更FT-767(1986年)の使い勝手を書いても仕方が無いのだが、中古を買う人もいるかもしれないので。
メインダイヤル上のUP/DOWNボタンだが、実は、プログラマブルとなっており、
デフォルトでは、5KHzに設定されているが、モード毎にstep幅が設定出来る。
従って、USB/LSB=1KHz, FM=20KHz, AM=9KHz, CW=500Hzに設定しておくと非常に都合が良い。
7MHz帯の昨今の使い方だと、メインダイヤル上のUP/DOWNボタンだけで過ごせるかも。
144/430もFM=20KHzの設定でOKで便利です。
Digital SWR計、Digital Power計も、まぁそれなりに。
たぶん、当時は画期的だったんでしょう。
(Digital Power計の調整忘れてた、120W出力で140W表示になってしまう)
SWRスイッチを押すとSWR計になり、再度押すと周波数表示に戻ります。(Power計も同じ)
前にも書いたが、AT Tunerがバリコン式でもメモリー付きで、今となっては当たり前だが、これも非常に便利。
歴史を感じるのは、AT TunerのSTARTボタンを押しても自動でCW送信にならずに、手動でMOXを押さないといけない(笑)。
H/Gボタンが、ハムバンド、ジェネラルカバレージの切り替えボタンで、これはこれで、使いやすい。
後、アップコンの40MHzの周波数で、ゴツいクリスタル・フィルターが使われており、
これで結構行けるんじゃないかなと思ったら、並み(QST Review)でした。
ただ、上記のQST Reviewを見ても送信波IMDは優秀。
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FT-767SXのメーターランプLED化(18)

2022-01-17 | FT-767
FT-767SXのメーターランプの片方が切れていたので、ついでにLED化。
もう、何回も開けたくない(苦笑)。
メーターランプの回路図では、ディマーが付いてて、ベース電流とhfeから
計算すると50mA~200mAで可変させてるが、これだと、どの道LEDは無理。

なので、18mAの定電流ダイオードをかませて、高輝度白色LEDx2に交換した。
メーターランプは、定輝度(50mAより電流少ないので)だが、周波数表示のFL管の方は元通りに輝度が落ちてディマーが効く。
元々のメーターランプが暗いので、これで丁度良い。
やっと正立状態になったFT-767SX改(GXX仕様):
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FT-767SXの100Wパワーアップ(17)

2022-01-16 | FT-767
やっと、安定してFT-767SX改で、1.8MHz~28MHzまでパワー出る。
同僚も全然使って無かったみたいで、パネル面が綺麗でしょ。
今回の敗因は、オク出のジャンクの100W PAなのに、基板自体を信用してしまっていたことに尽きる、Hi。
SMDは一切使われてないので、魚の開き状態に出来るスペースがあれば、まだなんとか部品が入手出来て修理できる。
大事に使っていこう。

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FT-767SXの100Wパワーアップ(16)

2022-01-16 | FT-767
とりあえず、ファイナルのアイドリング電流も調整出来た(250mA)。
蓋する前の全景。
フローリングなので、めちゃくちゃ寒くて、調整するのが億劫だった部屋、Hi。
ファンヒーターを持ち込んだ、Hi。

配線が金属シャーシーに当たる所には、以下のコメリの粘着度が高いテープ使用し、シャーシー側を保護。
ネジ穴を塞がないように注意。

配線をまとめるには、秋月の耐熱テープの以下のポリイミドテープ使用。

電池の作成(本体CPUとAT TUNER用に2個作成する)。
絶縁には、上記テープ。

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FT-767SXの100Wパワーアップ(15)

2022-01-15 | FT-767
メガネコアの修理がやっと終了。
とりあえず、赤枠のところで、接触しない様に修正。
(ちょっとだけ銅線を延長)
むちゃやり辛い。
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FT-767SXの100Wパワーアップ(15)

2022-01-08 | FT-767
パーツ到着。
年始にしては、結構早いかな。

ちょろっと見えてるTRは、RD06HHF1
28V仕様で耐えられるかの実験用、Hi。
(予想は30Vでのグラフがあるので、耐えられるとの想定)
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FT-767SXの100Wパワーアップ(14)

2022-01-04 | FT-767
YPA-767の、変なアイドリングは理由が分かったと思う。
下の写真で、赤枠内の(テフロン線と思いたいが見た目は)ビニール銅線のビニール被覆が破れてるのが分かるでしょうか?
黄色い枠内メガネコア内の金属部分が1ターンの二次コイルと思われ。
ビニール銅線が、メガネコア内の金属部分にタッチしていた模様。
しかし何故こんな被覆破れしていたのか不明。
自分でやってしまったのだろうか?
(自分でやっていたら気が付くし?ここの部分のパーツは交換してない。)
1.5Ω1wの抵抗も微妙に焼けている。
(R16,17のつもりで書いたが、写真をよく見るとR14も焼けてる様に見える。酸金に加えて金被も注文済み。)
そりゃ変なbiasかかってたら、何が起きても不思議で無い。

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FT-767SXの100Wパワーアップ(13)

2022-01-02 | FT-767
で、魚の開き状態で、電源を入れられる様になったので、アイドリングを調整しようとした。
(Good コピーがgroup.io内に有り)
で、どうにも調整出来ないので、考え込む。
テスタの電流計がおかしいの?から疑い出す。
そこで、冷静になって、各部のDC電圧を測定。
下記の回路図で、2SD880のエミッターに13.5Vが受信時でもかかっており(T13で動くのに)、どうにもこうにも理解出来ない。
どこかでハンダブリッジ作った?
よくよく回路図を眺めてると、一つのルートが見えた。
T02の一次と二次がDC的にショートしてるんじゃ・・・・。
また、PA外すのか、(´・ω・`)ショボーン
でもガビガビの送信波を出さずに済んだ、危ない危ない。
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FT-767SXの電池交換(12)

2022-01-01 | FT-767
Yaesu FT-767 1.9MHz~430MHzのアマチュア無線機の、バックアップ電池が消耗していた。

FT-767では、電池が二か所で使われている。
(TS-940も二か所、時計と周波数メモリー)
メインCPU(周波数とモードの記憶)とATチューナー(バンドとバリコン位置の記憶)である。
それぞれ交換したが、まっ、これも難儀だった。
先ずは、メインCPU用の電池。
この構図は、前にも説明しているが、上面パネル側の二本のネジを外し、
上下逆さまにして、前面パネルを手前から向こう側に持ち上げて、魚の開き状態にしている。
もちろん、背面プラ化粧パネル、背面金属本パネルも外している。
(内部電源コードとスピーカーコードを外すのを忘れずに)
赤枠内の水色の電池。
CR2032とソケットで代替。
この図では、右側がプラス。
カッターとペンチで、スポット溶接を外した。

その手前左側に、ATチューナーBOXが有る。
下記写真ではメインCPU用電池は交換済。
外部にパワーが出ない場合、黄色い枠のTMPコネクタが外れている。
(同軸の経年変化で柔軟性が失われていて、非常に外れやすい)

ATチューナーBOXを上下180°回転させて、開けたところ。
この電池をCR2032+ソケットに交換する。

細い線ばかりなので、挟み込みに注意。
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FT-767SXの100Wパワーアップ(11)

2021-12-31 | FT-767
FT-767を魚の開き状態にしたとき、電源ONする方法が無いか、探していた。
延長ケーブルを作るしか無いのかなと思っていたが、海外YouTubeのFT-767GXの動画でやり方発見。
下記の通り、電源側コネクターをショートしてしまえば、起動する。
(これでアイドリング調整出来るわ・・・)

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FT-767SXの100Wパワーアップ(10)

2021-12-26 | FT-767
結局、NEC 7808の出力の電解コンデンサ以外は、
全ての電解コンを積層セラミックと固体コンデンサに。
回路図とは異なる電圧の物が装着されていたのと、
メーカーがよくわからなかったので。
(M)と印刷されていたので、Panasonicかなと思ったが、そうでも無さそう。
30年前のNEC 7808仕様が出てこなくて(uPC7808とは違うの意)、出力にESRの低いコンデンサを
使って良いかどうか判断出来なかったので、用心して、普通の電解コンに取り換え。
(3端子電源の仕様はメーカー毎ロット毎に異なる)

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FT-767SXの100Wパワーアップ(9)

2021-12-18 | FT-767
爆発した、電解コン、回路図では10uF/25Vだが、10uF/16Vが取り付けられていた。
13.8Vに対してギリギリ。
間違って装着されたんじゃないかなぁ・・・。
経年劣化で、耐圧低下で、ボンなのは理解出来たが、
もちろんスライダックで徐々に電圧上げて、しばらく放置していたので、
もう諦めるしかない。
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FT-767SXの100Wパワーアップ(8)

2021-12-18 | FT-767
で、調子良く、パワー出してると、いきなり、ボンと音がして、一瞬煙が。
あちゃ~、逝ったか、と再度PA部を剥き出しにすると、あの綿が。
分かりますかね?中央の電解コンのアルミキャップが上に上がって、
下から綿出てるの。
30年前の電解コンなので、変えようかなと思ったんだよなぁ。
予感が当たり。
又外すの(´・ω・`)ショボーン。
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