東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

転戦220キロチャレンジ(2020年10月29日その1)

2021年03月10日 07時31分16秒 | 航空機
とある日、また悪魔からの囁きが…
気が付くと有給申請を出して、ある程度仕事をやっつけていたのだった。

しかもこの日は物輸の予定もあるという。
こちらは家からヘリで約5分の場所。
そしてもう1ヵ所はよく行くあの場所の近く。
その移動距離は片道220キロ。
朝イチで物輸機の到着を撮ってから移動すれば午後からのには間に合いそう。
ただ、この日はじいちゃんの軽トラでの移動となる。
ちょっと時間は読めないかもしれないが行ってみるか…

天気予報通り、いい天気。
まずは峠を登る。


ここでの撮影は初めて…


 地元スポッターは到着済みで、ご無沙汰しておりますと挨拶。
 皆さん、好きだねぇ。

 松本空港にいる仲間からヘリが離陸したと地元スポッターに連絡が来る。
 自分はとりあえず9時半になったら離脱しなければ次の予定に間に合わない。
 本当に降りを撮ったら移動になりそうだな。

 山間に甲高い音が聞こえてくる。
 この音の主は…



9:18 インサイト。騒音苦情対策でかなり大回りで進入してくる。


フレアをかけて減速しつつ


下の状況を確認。


ゆっくり降下~


JA6720 AS332L1 新日本ヘリコプター


あと少し~


9:19 着陸よし!というかホバリング?


整備長がちゃんと着陸できるか確認、OK!


 まれに地面と鉄板の間に空間ができ、その空間の上に着陸してしまうと危険なんだそうだ。
 鉄板敷き=大丈夫 ってわけじゃないんだな~。



ほんじゃまエンジンカット。


クルーの荷物を下ろす。


 これにて移動開始。
 冗談半分で「誰かついてくる?」なんて聞いたら「行く!」と手を上げる人が一人。
 じゃあ車を置いておける場所まで行って、そこから横に乗ってね。
 軽トラだけど(笑)

 途中でコンビニに寄って昼食を調達したらひたすら北へと走る。
 そして予定時間きっちりに自分は到着したが目的の一つはすでに到着済みと師匠から連絡が入る。



13:31 訓練は13時から始まっている。


 転戦先は富山県砺波市にある西部体育センター。
 ここで行われる令和二年度富山県国民保護共同実動訓練の取材だ。



今回の想定は「テログループがアリーナ内に化学剤が散布し、多数の負傷者が発生した」というもの。


13:32 自衛隊が突入準備?


 正面から走って来てすれ違う3人組がいた。
 お、今のはフライトドクターとナースともう一人は?
 彼らが走って来た方へと向かう。



13:40 JA10YM A109SP 富山県中央病院/SACC  すでに到着してた富山県ドクターヘリ。


 ここで師匠と合流。
 今日もよろしくお願いします。



ここはトリアージ場。


ドクターヘリでの患者搬送は想定されていないとか。


14:01 お、防災ヘリが?


通過…ではなく高度処理を開始。


14:03 どうやらここに降ろすようで、テールのフォローに入る。


さあ、いよいよ開始だ。


続きます。
コメント
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