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令和2年度三重県総合防災訓練(2020年11月15日その1)

2021年03月24日 23時05分18秒 | 航空機
その情報は結構前からあった。
しかしなかなか詳細が出てこないな~と思っていたら某氏から連絡が入る。
それとほぼ同じに伊勢湾ヘリポートを根城にする人達からも連絡が入る。
結構ヘリの出番は多そうなので県の担当課に連絡して取材ということで中に入ることが許可される。
その様子はヘリコプタージャパン2020年12月・1月合併号を参照されたい。

発災時刻=訓練開始時刻なわけだが大抵8時頃。
訓練日程も予想通り8時から訓練開始とある。
早起き決定~4時半には出発だ。



7:40 まずはお伊勢さん(外宮)に寄って日頃の感謝。


 指定された場所は伊勢志摩防災拠点。そこに向かうとガードマンが立っていた。
 目的を告げて指示された場所に車を止める。


ちょうど状況が開始されたところで、ここでの訓練内容が説明される。


 そしてそこで
 「三重防災機はたった今実働が入りキャンセルとなりました」
 と衝撃の説明を聞く。
 FR24を見るとまさに伊勢湾ヘリポートを離陸して滋賀方面へと向かうJA119Mが映っていた。
 こういうことがあるから訓練は怖いんだよな~

 気を取り直して県の担当者とご挨拶。
 とりあえず海保機は来るということでボウズは回避できそうだ。



8:15 発災から15分しか経っていないがもう災害時の救援物資を運ぶトラックが到着。


伊勢志摩防災拠点内の様子。毛布や食料等が備蓄されている。電気も自前で賄うことができる。


 海上保安庁の基地であるセントレアからここまではヘリで10分くらいかな。
 そろそろ上がったくらいかな、と思いつつFR24を見るとJA960Aがこちらに向かっている様子が確認できた。



海上保安庁の職員といわゆる「海猿」の救助員がスタンバイ。


8:26 アプローチ開始


8:27 着陸場所を示した後、退避する海保職員


ゆっくりと進入


8:28 ホバリングからの


後輪が接地


前輪も付けてエンジンアイドル。


8:29 機内へどうぞ~


何か装備を持って乗り込み。


ドア閉めるよ


8:30 じゃあ上がります。


8:31 離陸。


右回りで回頭


JA960A AW139 海上保安庁「かみたか」


ある程度高度を取ってから


ノーズダウンして加速開始。


 「伊勢市津波緊急避難所(津波避難タワー等)からの航空機による吊り上げ救助及び搬送訓練」
 さて、帰ってくるまで待つか…



防災拠点倉庫では順調に支援物資がトラックに積み込まれる。


8:43 まだ救助はしていないようで津波避難タワー付近をグルグル。


8:48 トラックが主会場へと向けて出発。


9:04 第3便が到着。


 どうせなら明野に近いこの地を使い「陸自航空機使用しての離島への緊急支援物資搬送訓練」をやればな~。
 しかもチヌークで…と思ってしまった。


続きます。
コメント
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