ときどき、ガンダムのDVDを借りてくる。
最初のガンダムが放映されてから30年以上が経つ。
今まで多くのシリーズが制作されたが、いまだにガンダム人気はすごく、手を変え品を変え次々と新作が発表されている。
それほど人気があるのも、最初のガンダムの完成度が高かったからだと思う。
人間ドラマがとても丁寧に描かれている。
そのシリーズの中の36話「恐怖、機動ビグ・ザム」
この話がガンダムシリーズの中でも最も気に入ってる挿話です。
二人の男の死が描かれてあり、ガンダムの中でも特に秀逸の出来だと思う。
二人の男
一人目はスレッガー中尉(写真左)
主人公アムロが乗る宇宙戦艦ホワイトベースに途中から乗り込んだパイロットだ。
この男に思いを寄せる女性操舵手のミライ
ホワイトベースは敵の宇宙要塞を攻撃する大きな作戦に参加することになる。
戦闘機で出撃する前のスレッガーに、ミライは自分の気持ちを打ち明ける。
戸惑いながらもそれを受け入れるスレッガー。
母の形見の指輪をミライに渡す。
「宇宙で失くしたら大変だからもっていてほしい」
激しい戦闘を予想し、あるいは命がないかもしれないと思っている。
戦闘機で出撃したスレッガーは、主人公アムロの乗るガンダムの盾となり、ガンダムを守り、自らは宇宙に散る。
スレッガーを殺した敵がドズル・ザビ(写真右)
顔に傷を持つ強面の指揮官。
こんな顔の男が出てきたら、普通、絵に描いたような悪人を思い浮かべるが、この男は部下を大切にし、しかも家族思いの優しい男だ。
彼の守る宇宙要塞は連邦軍の新兵器の前にあっけなく陥落しようとしていた。
家族を脱出用のシャトルに乗せ、妻に「娘をたのむ」とささやく。
すでに死を決意している。
戦況が悪化する中、彼は部下たちに戦場離脱命令を出す。
部下の退却のための時間を稼ぐため、単身、モビルスーツに乗り、最後の戦いを挑む。
彼の前に立ち塞がるのが、アムロのガンダムとスレッガーの乗る戦闘機だ。
スレッガーは、アムロを守るために死に、ドズル・ザビはアムロの乗るガンダムに破れ、彼も宇宙に散る。
二人の男の死の背景がとてもよく描かれている。
何度見ても、いい作品です。
最初のガンダムが放映されてから30年以上が経つ。
今まで多くのシリーズが制作されたが、いまだにガンダム人気はすごく、手を変え品を変え次々と新作が発表されている。
それほど人気があるのも、最初のガンダムの完成度が高かったからだと思う。
人間ドラマがとても丁寧に描かれている。
そのシリーズの中の36話「恐怖、機動ビグ・ザム」
この話がガンダムシリーズの中でも最も気に入ってる挿話です。
二人の男の死が描かれてあり、ガンダムの中でも特に秀逸の出来だと思う。
二人の男
一人目はスレッガー中尉(写真左)
主人公アムロが乗る宇宙戦艦ホワイトベースに途中から乗り込んだパイロットだ。
この男に思いを寄せる女性操舵手のミライ
ホワイトベースは敵の宇宙要塞を攻撃する大きな作戦に参加することになる。
戦闘機で出撃する前のスレッガーに、ミライは自分の気持ちを打ち明ける。
戸惑いながらもそれを受け入れるスレッガー。
母の形見の指輪をミライに渡す。
「宇宙で失くしたら大変だからもっていてほしい」
激しい戦闘を予想し、あるいは命がないかもしれないと思っている。
戦闘機で出撃したスレッガーは、主人公アムロの乗るガンダムの盾となり、ガンダムを守り、自らは宇宙に散る。
スレッガーを殺した敵がドズル・ザビ(写真右)
顔に傷を持つ強面の指揮官。
こんな顔の男が出てきたら、普通、絵に描いたような悪人を思い浮かべるが、この男は部下を大切にし、しかも家族思いの優しい男だ。
彼の守る宇宙要塞は連邦軍の新兵器の前にあっけなく陥落しようとしていた。
家族を脱出用のシャトルに乗せ、妻に「娘をたのむ」とささやく。
すでに死を決意している。
戦況が悪化する中、彼は部下たちに戦場離脱命令を出す。
部下の退却のための時間を稼ぐため、単身、モビルスーツに乗り、最後の戦いを挑む。
彼の前に立ち塞がるのが、アムロのガンダムとスレッガーの乗る戦闘機だ。
スレッガーは、アムロを守るために死に、ドズル・ザビはアムロの乗るガンダムに破れ、彼も宇宙に散る。
二人の男の死の背景がとてもよく描かれている。
何度見ても、いい作品です。