池袋西武百貨店屋上にある『食と緑の空中庭園』
季節の花々が目を楽しませてくれます。
思いがけず、涙が止まりません。
少し油断していた。
心構えがなかった。
よくある話ではある。
でも、その日はまったく気にもとめなかったのに。
こ昼に食べたざるそば。
ワサビのかたまりを口に入れてしまいました(-_-;)
4月29日発行の『週刊ポスト』認知症予防の続きである。
一時的に記憶の保存場所となり、記憶が大脳皮質に移った後に情報を検索する海馬。
筋肉と同じように海馬を鍛えることで記憶力を長く維持でき、認知症予防だけでなく日頃の物忘れや記憶力低下の予防にも効果的。
●ヘルシーライフ法
「睡眠」「食事」「運動」の3つを組み合わせた方法。
睡眠は個人差はあるが、6時間睡眠が脳に負担をかけず、海馬の老化を遅らせる。
食事は脳内の神経細胞を傷つける活性酸素を除去する抗酸化作用の働きを持つ緑黄色野菜を中心に、ショウガ、ニンニクなどの薬味も活性酸素を除去する効果が期待できる。
青魚に含まれるDHAやEPAも活性酸素を除去する働きがある。
筑波大学と米カリフォルニア大学がまとめた共同研究によれば、自転車を10分漕いで心拍数を120程度にした学生の方が安静にしていた学生より記憶テストの結果がよかった。
米ピッツバーグ大学の研究では、55~80歳の認知症でない男女120人を2グループに分けて片方に週3回のウォーキングを続けさせたところ、そのグループは海馬の体積が2パーセント上昇し、記憶力が向上した。
適度の運動は効果的であり、30分程度の早歩きなどを毎日の習慣にすることが望ましい。
●青春の苦い思い出は記憶力向上の良薬
おくむらメモリークリニックの奥村歩院長は海馬の近くにある「扁桃体」を刺激することが海馬を鍛えることになると言う。扁桃体は喜怒哀楽の感情が生じる時に刺激される。
青春時代の音楽を聴いたり、大失恋をしたことを思い出したりすることは記憶力向上に役立つのだ。
●1人でクロスワードより2人で将棋
横浜新都市脳神経外科病院内科認知症診断センターの眞鍋雄大医師によれば集2~3回ゲームに親しむことを薦めている。将棋、囲碁、麻雀などは海馬を刺激する。
ただし、記憶力を使う趣味でもクロスワードパズルのように一人でやるものは脳への刺激が少なくなるそうだ。複数でやる音楽系の趣味も海馬にはよい負担になる。
●交換日記は記憶を守る
週2~3回日記を書くことも海馬によい。書いた日記は交換日記のように人に読んでもらってコメントを求め、それに対してレスを返すと脳が効果的に活性化される。
4月21日号の週刊ポストの続き。
現在の医学では進行した認知症を回復させる手段はない。しかし、初期であればカンチの可能性がある。真っ先に取りかかれて効果的なのが「食事の見直し」である。
●納豆を一品添えると記憶力アップが期待できる。
納豆に含まれるネバネバ成分の『ナットウキナーゼ』は血液をサラサラにして脳に栄養を届きやすくするほか、脳内で神経伝達物質を作る成分『レシチン』も含まれる。納豆は記憶力をアップさせる食材の優等生である。
ただしナットウ、キナーゼもレシチンも熱に弱いため、アツアツのご飯ではなく冷ましてから載せるのがよい。
●野菜の王様ブロッコリーは炒める方がよい
脳内の神経を傷つける活性酸素を除去する抗酸化作用が期待できるのがブロッコリー。
βカロチン、ルティン、グルタオチンなど抗酸化作用のある成分をブロッコリーには多く含まれている。βカロチンは油で炒めると吸収がよくなるのでペペロンチーノあどに混ぜて摂るの理想的。
●きのことサーモンは最高の組み合わせ
きのこに豊富に含まれるビタミンDには神経細胞の成長を助ける作用がある。認知症の患者は正常な人よりビタミンD不足が指摘されている。
ビタミンB12を多く含むサーモンとの組み合わせは認知症予防に効果が期待できる。
●うなぎは蒲焼より白焼き
活性酸素を除去する働きを持つDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸を多く含む超優良食材であるうなぎ。だが、調理法に注意が必要。甘辛いタレをかけて焼く蒲焼は糖分を過剰に摂取してしまう、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病は記憶力にとって悪影響なのでそれらを防ぐ意味でも白焼きがいい。
●認知症予防にはカレーが最強
インドにはアルツハイマー型認知症が少なく、米国の4分の1というデータがある。
理由の一つと推測されるのがカレー。主成分であるウコンに含まれるクルクミンは抗酸化作用が高いだけでなく、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「アミロイドβ」を脳内に蓄積するのを防ぐ効果があると言われている。