古いYAMAHAのスピーカーが壊れてしまい、先日買い替えました。
買ったスピーカーはDENONのSC-CX303、小型の割には低音が豊かで、高音の表現力もいい。
特に女性ボーカルは伸びがよく、破錠がない。
かつてDENONはデンオンと発音した。
2001年に日本コロンビアからハード部門が独立したときに読み方をデノンとした。
海外ではデノンと呼ばれていたことが多く、デノンの呼び方に統一したという。
でも、もともとDENONは日本電気音響株式会社の略称からスタートしたブランド名である。
だから、デンオンと発音するのが正統なように思う。
1963年に日本コロンビアに吸収合併され、ブランド名だけが残った。
僕はデノンと言われてもあまりピンとこない。
デンオンという響きの方が何となく高級感があり好きだ。
中学、高校のときはデンオンのアナログプレーヤーは憧れの的だった。
今でも数少ないピュアオーディオメーカーとして、オーディオファンに良質の製品を供給し続けている。
かつて、オーディオと言えば単品コンポが主流だった。
いつの間にか、単品コンポは少数派となり、今では量販店でも、単品コンポを揃えている店は少なくなった。
音にそれほどこだわらなくても、自分だけのコンポを組むのは楽しい作業だと思う。
僕は決して一つ一つにお金をかけてるわけではないけれど、それなりに工夫してオーディオライフを楽しんでいます。
単品コンポはそれなりに金をかける一部のマニアのものになり、僕のようにお金をかけないで多少こだわりたい人には非常に選択肢の少ない世界になってしまいました。