受験のない息子は、推薦も決まり、授業も少ない。部活もない。
学校から課題は出されているけど時間はたくさんあるので先週から教習所に通っている。
春休みになると、混雑が予想されるので、空いている今のうちに。
もう30年以上前、僕が教習所に通ったのは大学のとき。
春休みで帰省したとき、実家の浜松の教習所に通い始めた。
ところが、春休み中はゲキ混み。途中、旅行に行ったりもしたので、春休み中に教習を終えることができなかった。
試験は住民票のあった東京でしか受けられないので、免許は東京でしか取れなかったが、実技が全然進まなかった。教習時間をかなりオーバーしてしまったということもあるけど。
春休みが終わり大学の授業が始まるので、教習が終わらないまま東京へ戻らなければならない。教習が途中のまま夏休みまで待つのもどうかと思う。
仕方がなく、浜松の教習所から東京の教習所へ転校の手続きをとった。
あまり、教習所を転校した人はいないと思う。
教習所に通っていた頃、周りでいろんな話を聞いた。
教習中にウインカーを折って学校から2万円も取られた人
教習の最初の日、生徒は助手席に乗って教官が運転して場内を一周するとき、助手席にある補助ブレーキを踏んでしまい、車がガックンと停止させて教官に怒られた人
曲がるときに大回りして壁に教習所内で車を擦った人
何時間も教習をオーバーして、結局免許を断念した人
何故か毎回肘でロックをしてしまい、毎回教官に注意される人
75歳以上は高齢者講習を教習所で受けないと免許の更新ができなくなった。
少子化で教習生が減る一方の現在、このシステムは教習所にとっては天の恵みのような事なのだそうだ。