男性が座って小便をする座りしょんが増えているという。
主に自宅のトイレでのことである。公衆トイレは小用が用意されているので、わざわざ個室で座って小をする人は少ないのではないかと思う。
主婦は男性の座りしょんを支持している人が多い。ハネ防止が主な理由である。
水たまりに液体がぶつかると、下にある液体ではなく、ほとんどはぶつかった方が飛び散るそうである。つぶ状の液体が飛び散っていることもある。
また、目に見えなくてもミスト状になった液体が飛び散り、壁の黄ばみなどの原因になることもあるという。汚れだけではなく、室内にミストが存在するのは不衛生であると言えるかもしれない。
その他の賛成意見としては、便座を上げっぱなしにされるのがイヤという意見がある。
男性の多くは上げっぱなしにしたまま個室を出る。女性は上げることはないので、使用する場合はいちいち下げなければならない。
男性の賛成意見として、スマホをやりながら用を足したいというのもある。短い時間だが、そこまでスマホの時間を確保したいのだろうか…
一方の反対意見。
多いのはいちいちズボンを下げて座るのは面倒だという意見。時間がない時はちょっと億劫になる。
男らしく堂々としたいという意見もある。座って小便などやってられないという考えだろう。
主婦としては、公衆トイレではともかく、自宅では座りしょんをしてほしいというのが本音だと思う。
男性は、面倒だと思うがトイレ掃除の多くは主婦が担当しており、その立場を考えると主婦の主張は最もかもしれない。
座りしょん、試したことはあるが、やはり面倒である。
男性でも座りしょんが普及したのには、トイレの洋式化が背景にあると思う。和式で座りしょんをする男性はいないのではないだろうか。
自宅はもちろん、公衆トイレでも最近はほとんどが洋式になった。
男性が立ってするか、座ってするか、どうでもいい問題かもしれないが、公衆トイレで周りにこぼすようなマナーの悪い人が多いのには閉口する。
綺麗に使う。大切なのはそこである。