まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

並び方

2010-01-28 19:34:01 | 社会問題
レジや券売機、キャッシュコーナー・・・
日常で並ぶことは多い。
昔はそれぞれの窓口に並列に並んでいた。
ところが、最近の並び方の傾向として、一列に並び、空いたところに順番に行く、フォーク型の並び方が増えている。
銀行のキャッシュコーナーなどでは、フォーク型の並び方が定着している。
平等なので、いいと思うのだが、問題もある。
まず、一列に並ぶので、とてもスペースをとってしまい、空スペースがなければ、並列に並ばざるをえない。
スーパーのレジでは今でも並列。とても一列に並ぶスペースはない。
男子トイレなどでもフォーク型に並ぶスペースはないので、並列に並ぶことが多いように思う。
次に、おそらく総時間はフォーク型のほうが多くかかると思われる。
一人が空いた窓口へ、一列に並んだ先頭の人が移動する時間は、並列に並んだ場合より多くかかるからだ。
銀行のキャッシュコーナーでは、ディスペンサの数がたくさんあってもフォーク型だ。端の機械が空いて、先頭の人が移動するにはかなりの時間を要する。
時には、空いたことにしばらく気がつかない客もいる。
結果、並列に並んだときより、総時間ではかなり多くの時間がかかっていると思う。
でも、平等が担保されているためか、文句をいう客はいない。
書店などでも、最近、フォーク型に並ばせる店が増えているように思う。
それはそれでいいのだが、以前入ったコンビニでは、フォーク型に並ぶスペースがなく、みんな並列に並んでいるにもかかわらず、店員のジャッジで時系列順に並んだ順番に処理をしていた。
3つほどのレジにそれぞれ2,3人が並んでいる。
「次にお並びのお客様どうぞ」と言って、横に並んでいる客を横滑りでレジに誘導していく。
これはちょっと問題ではないだろうか?
ジャッジに不服な客がいるとトラブルになるし、並んでいて、自分の番だと思っていると、たとえ先に並んでいても横の客が前にくるのは、あまり気持ちがいいものではない。
フォーク型に並ぶスペースがない以上、並列の並び方は仕方がないことであり、並列に並んでいるのなら、それぞれの列の順番に従うべきだと思う。
確かに、時間のかかる客のレジにたまたま並んだ人は不運だが、運、不運もある意味平等だと思う。その日は運が悪くても、次の日は運がいいかもしれない。
フォーク型か並列か?
スペース等を考え、店側が予めルールを決めておくのが好ましいと思う・・・


いじめについて

2010-01-26 18:37:41 | 書評

余り考えたくないことだが、もし、自分の子供がいじめに遭ったら・・・
僕は幸いにも、ほとんどいじめとは無関係にこれまで過ごしてきた。
小学校でも、中学校でも周りにいじめはなかっと思う。
高校の時は少しはあったが、現代に報道されてるような深刻ないじめではなかった。せいぜい使い走りがあった程度。
現代のいじめは大人が想像する以上に残酷で、誰もが被害者になりうるという。
息子が小学校のときに学校でいじめはあるの?と訊いたことがあるが、ないとの返事が返ってきた。
ほっとしたが、水面下のいじめに息子は気がついていないだけだったかもしれない。
もし、わが子に火の粉が降りかかったとき、親として何が出来るだろうか?
『教室の悪魔』という本がある。
児童相談所に勤める児童心理司が著した本で、いじめに対する対処方法が具体的に書かれている。
それまでのいじめに関する本は、命の尊さを書いたような少し的外れなものや、格闘技を習わせるのも一法などと、非現実的なことが書いてあったりするものが多かったように思う。
この『教室の悪魔』はいじめの恐るべき実態や具体的な対処法が書かれてあり、とても興味深い。
いじめの実態の中で特に衝撃的だったのは、日によっていじめのONとOFFを使い分けるというもの。
クラスの全員からいじめに遭っている子が、ある日学校に行くと、みんな普通に接してくれる。ああ、いじめは終わったのだと喜ぶのもつかの間、喜んで次の日に学校へ行くと、再びいじめが待っている。
いじめる側の子供たちは大人にも想像できないような人の心を弄ぶ術を知っているのだ。
この本を読む限り、いじめは本人にも原因があるというような意見が全く的外れであることがわかる。
そして、現代のいじめは大人の想像をはるかに超えるほど残酷で凄惨だ。
いじめの対策として、まず、最初に親がすること。
それは、自分の子供がいじめに遭っている事実を知ることだ。
いじめに遭っている子供は、そのことを親に隠そうとするので、親が気づかないことが多い。
・最近、よくものをなくすようになった。
・学校のノートや教科書を見せたがらない。
・学校の行事に来ないで欲しいと言う。
など、32項目のチェックリストがこの本に書かれてあり、まず、親が自分の子供がいじめに遭っていることを把握することが重要だと述べている。
子供がいじめに遭っていると確信したら、最初にすることは学校を休ませることだそうだ。
その上で必ず子供の同意のもと、学校に相談に行くわけだが、このときは担任の先生だけでなく、教頭か学年主任に同席してもらう。
いじめは担任の先生だけでは解決できない場合が多いためだ。
このとき、学校の責任を追及することはしないで、協力を要請するという立場をとること。責任を追及すると学校とは敵対関係になってしまうからだそうだ。
本では、このあと、いじめを解決した具体例が書かれてあるが、いじめは誰に対しても行われる可能性があり、また、誰もがいじめをする側になる可能性もある。
この本を読み、感じたことは、昔に比べ、明らかに子供たちの人間関係が変わってきているということだ。
いじめの質も、「1対その他のクラス全員」という構図になっている。
昔はいじめっ子もいたが、いじめられっ子と仲良くする子供もいたと思う。
いじめに参加しないと次は自分の番という恐怖感が、いじめの側に立たせているのだという。
本屋で探しても、いじめられた側の本はあってもいじめた側に立って書かれた本はない。
恐らく、いじめに遭った人間以上にいじめたことのある人はいると思うが、その事を正直に発表する人はいないのだろう。
もし、自分の子供がいじめる側になったら・・・
それも、余り考えたくないが、こちらの対処方法もかなり難しいことだと思う。


下着泥棒

2010-01-21 19:34:04 | 笑える話
10年ほど前、取引先の招待旅行で、石川県山代温泉に行ったときのこと。
金沢の市内観光から、観光ホテルへ到着し、宴会前の空いた時間に温泉に行こうという事になった。
部屋で新しい下着にはき替えて、浴衣を着て手拭い、バスタオルを持って大浴場へ行く。
かごに脱いだものを入れて、ワイワイとみんなで温泉を楽しむ。
その日は長湯をしてしまい、僕が浴場から出てきたのは一番最後だった。
脱衣場へ出ると、宴会が始まる時間なので、みんな宴会場へ向かい、脱衣場は僕一人。
脱いだかごのあたりへ行き、浴衣と下着を探すが、どこにも見当たらない・・・
「あれ?」
脱いだかごには僕の腕時計だけが入っている。
誰かが、間違えて僕の下着と浴衣を着て行ったのだろうか?
でも、それなら間違えた人の浴衣や下着はあるはずだが、それは見当たらない。
全てのかごは空っぽ。
部屋で新品のトランクスを袋から出してはいて来た。
それが、どうも盗まれたようです。
浴衣もない。
しかも、脱衣場も浴場にも、僕以外誰もいない。
みんな宴会場へ行ってしまった。
『ど、どうしよう・・・』
あるのは手拭い一枚だけ。
途方に暮れた。
まさか手拭い一枚でフロントに行く訳にもいかないし・・・
しばらく素っ裸のまま呆然とする・・・
誰か来ないかなあ~と思いつつ、10分くらいなす術もないままその場に立ちすくんでいた。
おい、いい加減、誰か見に来いよ!
でも、誰も来ない・・・
その頃、宴会場では
「おせ~な、何やってんだよ!」といいながら、それでも宴会を始めないまま僕を待ってくれていました。
浴場にいることは知ってるので、そのうちに来ると思い、様子を見に行こうと思う人はいなかったらしい。
一方、浴場の僕は裸のまま途方に暮れている・・・
やがて、掃除の係りの職員が入って来た。
事情を話して、浴衣を持ってきてもらった。
宴会場では女性もいるので、浴衣一枚だけではさすがにまずいと思い、新しいトランクスを身に着けるため、いったん部屋に戻ろうと思ったが、鍵がない。
やむなくそのまま宴会場へ・・・
その後、しばらくは話のネタにされました。
盗るなよな!男の下着!


E組の食事アンケート

2010-01-19 19:53:38 | 食べ物
少し前、息子のクラスで家庭科の時間、クラス全員の食事アンケートを実施し、プリントにまとめたものをもって帰ってきた。
アンケートの内容は、昨日の夕食と間食、今日の朝食、どこで、誰と食べたのか?
好きな食べ物、嫌いな食べ物、食事で心がけていることなど。
なかなか興味深い。
アンケートの質問の対象日は平日、名前は伏せてあるけど、男女の別は分かる。
昨日の夕食のメニューという質問内容。
我が家のその日のメニューは、メカジキ、キンピラゴボウ、漬物、味噌汁、ご飯
年寄りがいるのでいつも和食中心。
アンケートを見ると、マックやケンタッキー、天丼チェーン店の天丼などもある。
しゃぶしゃぶや鯛といったご馳走の家もあるかと思えば、食べていない、という生徒も。その生徒はカッコして一日二食とある。
生徒の意思なのか、家庭の方針なのかはわからないけど、その家庭の次の日の朝食は手羽先とご飯になってるので、朝、昼をたくさん食べて、夕食はなしという家庭の方針なのかも・・・
中には夕食のメニューが、トースト、チョコクロワッサン、メロンパン、草大福という生徒もいる。(男子)
間食がチョコクロワッサンと草大福、そして朝食がミニアンパン・・・
だ、大丈夫だろうか、この生徒・・・
時間は大体18時から22時の間で、ほとんどが家族と、でも、中には一人で食べてる生徒もいる。
朝食は、男子にパン、女子にご飯が多いのが少し意外です。
でも、朝食は全員が食べている。我が家では朝はパン。
好きな食べ物は、寿司、カレー、ラーメン、ハンバーグがやはり多い。
中にはチーズフォンデュや馬刺しなども。
息子は、トマト、きゅうり、たこ焼き、肉の複数回答。
凄いのは 世界三大珍味と答えた男子。
どんな家庭なんだろう?
嫌いな食べ物では野菜類が多く、キノコと答えた生徒が目立つ。
食生活について気をつけていることでは、男子では特になしと回答する生徒が多い一方、女子はぎっしりと欄を埋めているのが目立つ。
回答の中で多いのが、なるべく野菜を取ることや好き嫌いをしない、残さない、といった内容ですが、中には夕食は11品目以上食べるとか、添加物を取り過ぎないように(いずれも女子)などと食に対してしっかりした考えを持っている生徒もいます。
男子で、満腹にするという回答もあった。
普通、腹八分目じゃないかな~


はんてん

2010-01-17 23:21:58 | 日記
はんてんを愛用している。
我が家はマンションなので、保温性は高い。
冬でもヒーターをつけるのは朝が多く夜は余り使用しない。
少し肌寒い夜ははんてんを着ればそれで充分暖かい。
日本の知恵が産んだ優れた室内着だと思う。暖かさではダウンジャケットかはんてんか…
中1の息子もはんてんを気に入り、僕のはんてんを着るようになった。
そこで、息子のはんてんを買ってやろうと思い、ショッピングセンターなどを探すが、ちゃんとしたはんてんはなかなか売ってない。
はんてんの中綿が化繊のものばかりだ。
中綿は木綿でないと暖かさが全然違うと思う。
今ははんてんを愛用するひとが減ったのだろうか?
それから、何軒か探し回るが、ちゃんとしたはんてんはなかなか見つからなかった。
ところが、先日、近所の商店街の布団屋さんではんてんを偶然見つけた。
考えてみれば布団とはんてんはよく似ている。
中綿もちゃんと木綿が使用されている。
早速買って帰り、親子で愛用しています。