まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

現場紀信 福島第一原発

2017-03-25 11:39:37 | 書評

発行部数24000部の土木業界誌『日経コンストラクション』に篠山紀信が撮影した写真を掲載するページがある。
『現場紀信』と名付けられたそのコーナー、2月27日号の同誌の特集は福島第一原発。
篠山紀信が撮影した福島第一原発の写真が掲載されていた。
インタビューの中で篠山紀信は「東日本大震災の直後、被災地に行くことにものすごく迷いがあった。行かなくちゃ、と思いながらも、僕のカメラで捉えられるのか、写真家として何ができるのかー」と語っている。
「常に原発のことが心の片隅にあり写真家として震災を捉えた時、原発の問題は素通りできない」
今度は躊躇なく取材撮影に参加したそうである。
「未来に向かって、計り知れない長い時間を掛けて、それでも止めることなく続ける。そんな現場に触れた。すごい写真を撮ろうという思いはなかった。僕は、これから何年掛かるか分からない膨大な時間の中にある一コマに立ち会ったにすぎない。その気持ちを込めて、僕は撮った」
掲載されている写真はどれも迫力があり、目で見た空気を伝えようと言う凄みがある。

下の写真はネットから

こちらの写真もネットから

ここからの写真は雑誌から



この写真もネットから 篠山紀信ご本人 


グッドデザインの歴史

2017-03-18 23:17:13 | 家電・道具

東京ビッグサイトで3月7日~10日まで開催された『NIKKEI MESSE』
そこで『グッドデザインの歴史』というブースがあり、過去の受賞した製品もいくつか展示されていた。
日本の工業製品のデザイン性の高さを改めて感じる。中でもソニー製品が多い。

世界初のトランジスタラジオ


店舗などで使われていた計り
 

ステープラーは日本発だそうです

こんなのも受賞してたんですね
 

ソニーウォークマンⅡ 300万台も売れたそうです。

今でも愛用者が多いソニーの犬型ロボット『アイボ』 

富士写真フイルムの『 チェキ』

今でも売られているホンダ『スーパーカブ』
 


小田原ういろう

2017-03-11 13:02:12 | 食べ物

ういろうは名古屋だと思っているそこのあなた、そうあなたです。
ういろうの元祖は小田原ういろうだということをご存知でしょうか?

実はういろうとは人の名前なのです。外郎と書く。約600年前、室町時代に明の外交使節をもてなすために将軍に依頼されて考案したのが始まり。ういろうは600年の伝統を持つお菓子なのだ。
外郎家は元々薬の製造販売をしていた。ういろうという名の薬もあり、仁丹と良く似た形状の現在では口中清涼・消臭等に使用されてる。他にも頭痛薬や風邪薬の製造販売を行っているが、対面販売のみで通販などの展開はしていないそうだ。
享保年間歌舞伎役者二代目市川団十郎は持病の咳と痰のために台詞が言えず、舞台に立てないで困っていたが、ある日この薬のういろうのことを知り、この薬で全快した。お礼の意味をこめて団十郎制作による歌舞伎十八番「外郎売」が誕生したのだ。
お菓子のういろうは今では様々な味があるが、元々はサトウキビを原料にした黒糖を使用していた。サトウキビは当時貴族の栄養剤として琉球から輸入されていたもので、薬屋だからこそできたお菓子と言える。
この小田原ういろうを食べると、申し訳ないけど名古屋の青○ういろうは、ういろうではなくてういろうのようなものと言わざるをえない。
スッキリした甘さで口の中に残る感じはなく、素材の食感を程よく残している。
値段も青○ういろうが1本本体350円なのに対し小田原ういろうは600円、少し高いが値段の価値はある味だと思う。
小田原でしか買うことは出来ないが、最近はネットでの購入も可能である。

小田原城近いういろうの店舗 半分は薬局である。

店の外見はこんな感じ

おまけ 小田原と言えばひもの どれも安くて美味しい!
 


CP+2017

2017-03-05 21:30:40 | 写真

2月25日パシフィコ横浜に『CP+2017(カメラショー)』へ行って来た。毎年大勢の入場者でにぎわう。男性に加え女性の入場者も増えてきたと思う。

毎年特に楽しみにしているのがタムロンブースの阿部先生のセミナー
特に広角でヨーロッパの街並みを撮影するのを得意とするカメラマンである。
話の中で特に興味深かったのは、レンズのボケ味は偶然そうなったのではなく、レンズの設計者によってデザインされているという件。へえ~ そうなんだ…
 

フォクトレンダーの展示はメチャカッコいい!
 

オリンパスブースで見かけた撮影用のボールを使ったパフォーマンス

ペンタックス新製品KPのスケルトン 小型なのに高性能
 

おまけ