まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

今そこにある危機、電力不足

2011-06-24 17:49:52 | 時事問題
海江田大臣が、18日に原発の安全宣言を出し、停止中の原発の稼動を知事に要請した。
法的には知事の了解がなくても稼動させることは可能だそうだか、協定違反になるそうだ。
原発は13ヶ月運転させると、一旦停止させて点検することが法律で決められている。
もし、このまま停止中の原発が再稼動できず、運転中の原発がドミノ式に停止してしまうと、深刻な電力不足になるという。日本の電力の約3割は原発に頼っている。
長期的にみた場合は再生可能エネルギーに置き換えるべきだと思う。
だが、電力不足は、今そこにある危機なのだ。
原発が止まれば、火力をフル稼働させなければならず、燃料代がかさみ、電気代を押し上げる。それでも電力は足りない。
家庭で考えた場合、節電は大切な事だ。
だけど、問題は産業分野。特に製造業への打撃は大きい。生産性の低下は勿論、ただでさえ、円高や高い法人税に苦しむメーカーは空洞化を加速させる。
原発の即刻停止は失業といったリスクを高める結果になる。
当然原発の再稼動にもリスクはある。電源確保などの安全対策は必要である。
それでも、現時点でどちらのリスクが高いか、しっかり見極めてほしい。


生肉が嫌い

2011-06-20 18:40:18 | 時事問題
『焼肉酒家えびす』の集団食中毒事件を受けて厚生労働省が実施した全国の調査では、生肉を扱う店のなんと半数が基準を守っていなかったことが判明した。
氷山の一角だったということになる。
ユッケなどの生肉は現在メニューから無くなっているケースが多いという。生肉ファンにはショックかもしれない。
ユッケはどの焼肉店でも人気メニューだったらしいが、僕は生肉が大嫌い。
特にレバ刺しは、嫌いというより食べられない。口に入れても、オエ~と吐き出してしまう。ちなみに火を通してあっても内臓系はダメです。モツ鍋も苦手。
ステーキも、こんがり焼いたのが好きです。どうも赤身が残っていると気持ちが悪い。
以前、みんなでステーキを食べたとき、ウエイターに肉の焼き方を訊かれた。
みんなは、レアやミディアム、或いはミディアムレアを頼む中、一人だけウェルダンを頼んだ。
「当店のお肉はレアかミディアムが美味しくいただけますが…」
ウエイターはそう言うが、それでも僕はウェルダン。
いい肉はこんがり焼いても十分美味しいと思う。
別の店で、ステーキを食べたとき、ヒレ肉をウェルダンで頼んだことがある。
ウエイターが引き返してきて、当店のヒレ肉は肉厚があり、中までこんがり焼くことが出来ないと言う。
その店のヒレ肉はほぼ立方体に近い形をしていた。
仕方がないので、肉を二つに切って焼いてもらった。
焼肉屋へ行くと、少しあぶる程度でパクパク食べる人がいる。僕はこんがり焼かないと食べないので、「ここは僕の分」と子供のように陣地を作って食べることになります。
どうも、こんがり焼く派は少数派なのかなと思う。
今後、こんがり焼く派が増えてくれるといいなと思います。


保護者懇談会

2011-06-13 18:41:58 | 日記

土曜日、保護者懇談会へ行ってきました。
と言っても息子のではなく、義兄の保護者懇談会。
僕と妻と義母の3人で、高崎にある知的障害者施設へ行って来た。義兄はずっと施設で生活しています。
この施設では毎年この時期に保護者懇談会が開かれているが、義母は認知症のため、とてもひとりで参加できないため、僕と妻が付き添いで出席することにした。
この『国立のぞみの園』は元軍の演習場だった広大な国有地に40年ほど前に作られた障害者施設で、16の寮に340名ほどが入居している。
かつては22の寮に530名が利用していたが、国の方針で地域移行が進み、入居者は減っている。
ただ、寮そのものが取り壊されたわけではないので、現在、被災地域から160名の障害者と職員を受け入れているそうである。
義兄の住む寮には22名が入居しており、10名のスタッフを抱える。
入居者の平均年齢は60歳近くになり、保護者の高齢化が進んでいる。
今回出席された保護者もほとんどが兄弟である。出身地は全国に散らばっており、保護者会のために、遠くは岡山からいらっしゃった方もいました。
今回の懇談会では、10家族が出席し、説明会では、地域移行のことが主な内容でした。
あと、一つ寮を減らす方針だという。
説明会のあと、入居者と保護者で一緒に食事会などを行い、その後、義兄の部屋を見せてもらった。2人部屋で、殺風景だけど、掃除なども行き届き、よく整理されている。
かつては知的障害者を受け入れる施設が地域には少なかったが、最近ではケアホームなども増え、出身地で入居することが可能になるケースが増えている。
保護者が高齢化しているので、なるべく地域への移行が望ましいという説明だった。
もちろん、この施設へ残ることを希望すれば、終の棲家とすることも可能である。
この施設以上に整った設備がある施設はそうはない、職員のレベルも高いので、義兄を他へ移すつもりはない。
出身地へ移行した障害者の中には、環境の変化に対応できず、また、ここへ戻って来た例もあるそうだ。
義兄は、笑い出すと止まらなくなる。
とってもいい笑顔を見せてくれます。
でも、今回は笑顔を見せてくれませんでした。
また今度ね。


伝言板

2011-06-06 17:37:20 | コラム
その昔、駅にはたいがい伝言板と書かれた黒板が掲げてあった。携帯の普及と共に姿を消したけど、地震で携帯が使えなくなったときなど役に立つかもしれない。地震のあったすぐあとでも、待ち合わせしていた人も多いと思うし、電車が止まっていたので、片方だけ、待ち合わせ場所にたどり着けたケースもあったのではないだろうか。
駅にある伝言板はかつて僕も何度か使ったことがある。
何人かで待ち合わせをしたときなど、遅れて来た友達のために店の名前を書いておいたりした。
よく見かけた伝言は、何時間も待ったけど、相手が現れず、相手の名前とともにバカヤローなどと書いてあるもの。
その後、相手がその伝言を見たのかどうか定かではないが、携帯がない時代は待ち合わせ場所に長時間待つということはよくあった。勿論待たせたこともある。
急な用ができて、時間に遅れるということはよくあり、相手の会社に電話を入れるも、既に帰宅したと言われると、伝える手段は皆無。
唯一の手段が待たされた側が伝言板に店の名前を書いて先に行くという事。
ある日、友人と待ち合わせをしたが、随分待っても現れないので、彼と何度か行った事がある店の名前を伝言板に書いて、一人で飲んでいたことがあった。
結局、最後までそいつは来なかった。
あとで電話をしたら、そいつは同じ名前の別の店に行ったことがわかった。
僕は知らなかったけど、数軒先に系列の同じ名前の店があったらしい。
紛らわしい・・・
携帯があると、待ち合わせで、すっぽかされるということはほとんどなくなったように思う。
でも、遅れるときはメール一本入れればいいので携帯がなかった時代に比べて時間を守るための緊張感は減ったように思う。