まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

宝くじ売り場

2010-11-29 19:10:00 | 日記

仕事の出先で有楽町へ行ったとき。
道路に凄い行列・・・


何の行列かと思って先頭を見ると、何と宝くじ売り場


でも、よく見ると、列が出来ているのは1番窓口と7番窓口だけ。
その他の番号の窓口は数えるほど。
少し離れた場所にある8番以降の窓口は4、5人が並んでるだけでした。
縁起を担ぐ人は、ままだまだ多いのだな~


充電池

2010-11-24 19:03:39 | 家電・道具
「充電池は使い切ってから充電した方がいいんでしょ」
新しく買ったノートブックパソコンの充電池の容量がなくなり、警告のメッセージが出て、慌てて電源アダプターを繋ぐ妻。
「もっと早く充電すればいいのに」
そう言う僕への妻の回答である。
ノートブックパソコンに使われているリチウムイオン電池には実はメモリー効果はない。ほんとうは毎日充電する方が性能は安定する。
メモリー効果があるのはニッケル水素電池やニッカド電池、これらは最後まで使い切らないと使用時間が短くなる。シェーバーなどには使われているが、ノートブックパソコンや携帯電話は全てリチウムイオン電池、デジカメもほとんどがリチウムイオン電池である。
女性はこういう事に弱い。取説には書いてあるけど、そこまではあまり見ない人が多い。
リチウムイオン電池はビデオカメラ用にソニーが開発した。
携帯電話やノートブックパソコンの普及で爆発的に需要が増えたそうだ。
使い捨てではなく何度も使う電池。
考えてみれば充電池そのものが凄い発明だと思う。


手帳

2010-11-19 19:46:57 | 過去の出来事
毎年、手帳は同じものを買う。日本能率協会が発行する能率手帳。
何度か違う手帳を使ってみたけど、結局この手帳に戻ってくる。慣れたフォーマットが使い易いし、丈夫で、ビジネスユースとして、よく考えられている。
今年も書店に様々な種類の手帳が並ぶ季節になった。
一応いくつか手にしてみるが、買うのは能率手帳。
以前、一度手帳を落としたことがあった。
僕は全ての情報を手帳に集約しているので、手帳がないと、かなり困ります。
内ポケットに入れておいた上着を、暑くて持ち歩いていたとき、うっかり落としてしまったらしい。
引き返して路上を捜すが見つからなかった。
でも、その夜、手帳を拾ったという若い女性から電話があった。番号を手帳の住所録に記入していたのでそれをみてかけてきてくれた。
彼女は僕が通勤で使うターミナル駅にあるデパートに勤めているという。
休み時間にデパート内で待ち合わせて受け取りに行った。
会う前に同じデパートでギフト用の図書券を買い、お礼に渡しました。
他人の手帳など、本人以外には何の価値もない。でも、本人にとってはとても大切なものだ。
わざわざ連絡してくれたことには今でも感謝しています。


理事会vs自治会

2010-11-15 19:29:56 | 日記
『当マンション管理組合の調査ではアンテナを立てれば地上デジタル放送の受信が可能です。アナログ放送終了後にマンションの共聴アンテナからの配線は撤去したいと考えています。申し訳ありませんが、ご自身で地デジの対応をお願いします』
僕の住むマンションでは建物の陰になる周辺住民にアナログ電波障害対策として、マンションの共聴アンテナから120世帯に有線で電波を供給している。この対策をしないと建築許可が下りなかった。
マンションに住む世帯にはケーブルテレビで地デジを供給しており、地デジ対策はすでに完了している。つまり、現在屋上の共聴アンテナは周辺住民にアナログ電波を供給するためだけに立ててある。
業者に頼んで建物の陰になっている地域を調査したところ、調査した全地点で地上デジタル放送は受信可能とのこと。
理事会ではアンテナ設備は老朽化しているし、メンテナンス費用もかかることから撤去することにした。
僕が文案を考え、住民に対し、冒頭の内容の手紙をポストに入れた。
今までマンションから電波を供給されていた住民は自分でアンテナを立てるなり、ケーブルテレビに入るなどの対応に迫られることになる。
総務省の指針でも、それでいいということになっているが、周りの住民はマンション側が当然地デジ化をしてくれるものだと思っている。
案の定、自治会の代表数名がマンションに乗り込んできた。
コミュニティールールに案内して、僕と理事長で対応した。
「東京タワーからの電波は一部地域でマンションの陰になり、受信出来ないケースもありますが、浦和に中継所があり、そちらへアンテナを向ければ全戸地デジは受信可能です。ご自身での対応をお願いします」
しかも、アンテナを立てるのが面倒だという世帯を想定して、ケーブルテレビ会社に依頼して、格安で地デジが観ることが出来るように手配もした。チラシを作ってもらい配布した。
でも、そのことが裏目に出てしまった。
「おたくのマンションはケーブルテレビ会社を儲けさせるためにアンテナを撤去するのですか?」
実は、共聴アンテナからはUHFも配信しており、住民はマンションからの配線からすでに地デジを観ている。
このことが問題を複雑にしている。
「今、地デジが観られるのに何故撤去するのですか?」
「耐用年数が近づいているので、いずれ撤去する必要があります。理事会としては、アナログ放送終了後のタイミングを逃すと今度は撤去するタイミングが難しくなると考えています」
「住民としては今後も電波の供給を続けていただくことを希望しています」
一回目の話し合いでは、その後も話し合いは続けることを双方が確認した。
もし、住民のためにアンテナ設備と配線を新しくすると5百万円ほどかかる。大規模修繕工事を控えるマンション側としては簡単に払える金額ではない。
周辺住民とあまり仲がこじれるのも望ましくなく、長期戦になりそうです。

理事会vs委員会

2010-11-10 19:20:35 | 日記

「そのような高額なコンサルタント業者に頼むことは出来ません。理事会としては別の業者がいいと考えます」
マンションのコミュニティールームで理事6名と修繕委員5名が向かい合う形で座っている。そのほかにオブザーバーが1名、計12人がやや険悪な雰囲気に身をおいている。
僕の住むマンションは14年目を迎え、近々大規模修繕工事を予定している。
3年ほど前、そのための修繕委員会が発足した。僕が去年から務める理事会に修繕委員会から答申書が提出されたのは去年の秋。大規模修繕は管理会社の言うなりではなく、コンサルタント方式を採用すべきであると書かれていた。管理会社を通さずに工事を発注する場合、マンションの管理組合から直接、施工業者に発注することになり、専門家によるコンサルタントが必要となる。それでも管理会社の言いなりの工事より料金が安く済む場合が多い。何より透明性と公平性が担保される。
理事会でもそれは了承した。しかし、修繕委員会の推薦する業者はかなり高額である。
「このコンサルタント会社はワンランク上の工事を行い、修繕周期を延ばして、長期的に工事費を安くする提案をしている。高い金を払う価値はある」
「理事会としてはコンサルタント費用はなるべく抑え、その分を工事費に回す方がいいと考えます」
不毛な話し合いが何ヶ月も続けられている。
修繕委員会が押す業者と理事会が押す業者では3倍近い見積もり金額の差がある。
法的な解釈だと委員会は理事会の下部組織である。決めるのは理事会だが、理事長はあくまでコンセンサスを重視し、理事会での単独採決は避けたい考えである。
だが、平行線が続き、歩み寄りは困難だと思われた。
修繕積立金の範囲内で工事まで全て収めたい理事会。
例え銀行から借りてもワンランク上の工事をしたい修繕委員会。
だが、当初、理事会は一枚岩ではなかった。修繕委員会の推す業者でもいいのではないか。そいう理事が何人かいた。
僕は、修繕委員会の推す業者の、ワンランク上のグレードの工事を行い、修繕周期を延ばして長期的な工事費を圧縮するという案をシミュレーションしてみた。
実は大して安くならない。
それより一度に多くの工事費がかかることが問題で、2回目の大規模修繕費用はかなり不足する。いずれ、月々の修繕積立金は値上げしないといけないが、委員会の推す業者案を採用した場合、値上げ幅は上昇する。
その具体的な数字を理事会で披露すると、理事会は委員会と別の業者を推すことでまとまった。
理事会がまとまるという事は必然的に『理事会vs委員会』という構図になってしまう。
もめた挙句、理事会と委員会で採点方式による投票で決するということでまとまり、先日、やっと理事会の推す業者に決まりました。
その間、およそ1年、何度もヒアリングを開き、コンサルタント業者が手がけた物件をいくつか見学し、何度も話し合いが持たれ、実に多くの時間をマンションに費やしました。
決定には多少しこりは残ったと思うけど、決めなければ次には進めない。
これから工事業者を決めて、実際の工事を始めなければなりません。