女性に多い気がする。
仕事の帰り、地下鉄の乗り換えコンコースなど、見渡すと必ず何人か見かける。
本人は大丈夫と思っているのだろう。
まだ、電車の中で操作をするのは判る。オフィス内で携帯を操作するのは憚られるのも判る。でも、歩きながらの携帯はどうかと思う。
イヤホンで音楽を聴いたりするのとは根本的に違う。本を読みながら歩くのと同じだと思う。行儀がいいとは思わない。
転んだり、どこかにぶつけるのは自業自得なので仕方がないが、問題は周りの人が危機回避のために神経を使わないといけなくなることだと思う。
本人は問題ないと思っているが、周りの人が気を回して避けているだけのことが多い。
多くの小学校で二宮金次郎の銅像がある。
本を読みながら薪を担いで歩いている姿は本来、誉められる行為ではないはずだ。
しかし、彼の姿は賞賛と共に語られている。
携帯を見ながら歩く人も、無意識に本を読みながら歩く二宮金次郎の姿と自分をダブらせているのかもしれない。
目的地までの歩く時間が待てないような緊急な内容だとは思わない。
操作しながら歩くのであれば、急いで目的地へ行き、携帯を操作する方が数倍いいと思う。
先日、自宅の近くで、自転車に乗りながら傘を差し、携帯画面を見ながら操作している器用な男子高校生を見かけた。
事故を起さないようにね!